クラシックの名盤 山田一雄と札幌交響楽団との伝説ベートーヴェン

目安時間:約 5分
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ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
交響曲全集(第1番~第9番)

 

交響曲第1番ハ長調作品21 ※これのみ 矢崎彦太郎指揮
録音:1991年10月11日

 

交響曲第2番ニ長調作品36
録音:1990年2月22日

 

交響曲第3番変ホ長調作品55“英雄”
録音:1989年11月20日

 

交響曲第4番変ロ長調作品60
録音:1990年5月14日

 

交響曲第5番ハ短調作品67
録音:1990年2月22日

 

交響曲第6番へ長調作品68“田園”
録音:1991年1月25日

 

交響曲第7番イ長調作品92
録音:1989年4月26日

 

交響曲第8番へ長調作品93
録音:1990年10月16日

 

交響曲第9番ニ短調作品125
録音:1991年5月20日

 

 

山田一雄指揮 札幌交響楽団
矢崎彦太郎指揮(第1番のみ)
大島洋子(ソプラノ) 西明美(メゾ・ソプラノ) 大野徹也(テノール) 木村俊光(バリトン)
札幌アカデミー合唱団、札幌放送合唱団、宍戸悟郎(合唱指揮)

1989年~1991年 札幌・北海道厚生年金会館大ホール




山田一雄、最後の魂のベートーヴェン

 

山田一雄(1912-1991)は、学習院を経て、東京音楽大学(現・東京藝術大学)に入学。

 

ピアノをレオ・シロタとパウル・ワインガルテンに、作曲をクラウス・プリングスハイムに学ぶ。1935年同校を首席で卒業。ピアニストとして活動を始める。作曲家としては、楽団「プロメテ」を結成。

 

指揮は、1940年に初めて指揮台に立ち、1942年には新交響楽団から改編したばかりの日本交響楽団(現・NHK交響楽団)の専任指揮者に迎えられ、以降13年間、同オーケストラの飛躍的向上に大きく貢献。

 

山田一雄氏の名前は、前々から知っていましたが、聴いてことはなく、人づてにエピソードなど聴いて、どちらかというとフルトヴェングラー的な主観的でデフォルメ的な演奏をする人だと勝手に思っていました。

 

しかし、この最晩年のベートーヴェン・チクルスを聴いて、
全くイメージが変わりました。

 

全体的にややゆったり目のテンポで気持ちを込めたよく歌う演奏で、
しかも紳士的にして愛というか魂というか、襟を正し、正座して聴くような演奏なのです。

 

ライナーノーツに、元札幌交響楽団事務局長・武津氏のコメントが載せられていますが、非常におしゃれで紳士だったようで、僕は山田一雄氏をいっぺんに好きになってしまいました。

 

亡くなったのが91年(平成3年)ということで、僕が朝比奈隆氏のコンサートによく言っていた頃で、十分、山田氏のコンサートに行けたのに残念でなりません。

ベートーヴェン交響曲全集のおすすめ盤

山田一雄指揮札幌交響楽団のベートーヴェン全集は、発売されてすぐ廃盤になったとかで、僕は、17年ぶりにタワーレコードから再発売されたものをディスクユニオンで購入しました。

 

全く期待しないで購入。

しかし、最初に“英雄”を聴いて、その端正にして魂のこもった演奏に接し、この方はやはり只者ではない、そして札幌交響楽団の響きが素晴らしいこと。

 

こんなに素晴らしい演奏のCDが、発売して僅かな期間で廃盤になるなんて日本はまだまだ文化的にレベルは低いな、なんて感じました。

 

60歳にして初めて山田一雄氏の演奏、しかもベートーヴェンの交響曲全集に出会うなんて幸運の何物でもありません。

 

出会てよかった名演・名盤です。


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