クラシック名盤 トスカニーニ 様式美と情感豊かなブラームス

目安時間:約 3分
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ヨハネス・ブラームス(1833-1897)
交響曲第4番 ホ短調 作品98
ハイドンの主題による変奏曲 作品56a

 

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮

NBC交響楽団
1951年12月(4番)1952年2月(ハイドン)

 

情感を込めた演奏もいいけどブラームス最後の第4交響曲は、一番古典回帰をした作品でもあるので、感傷を排した様式美で勝負するトスカニーニの演奏は、逆に曲の美しさがはっきり見えてきます。

 

また終楽章のコーダでは、テンポを落として充実感を演出された名演です。

 

このLPに一緒に収録されているハイドンの主題による変奏曲は、第4交響曲以上の名演です。
各変奏パートをくっきりと描き出し、緩徐変奏パートでは、情感溢れる演奏で、一瞬、ワルター?ではないの?と感じるくらいです。
また早いテンポのパートでは、溌溂として特に木管楽器のチャーミングな音色が躍動します。

録音は、変奏曲の方が3ヵ月ほど後ですが、ずっとクリアな音で聴かれるのは嬉しい限りですね。
僕はこのハイドンの主題による変奏曲が大好きですし、多くの指揮者が録音していて、指揮者にとっては、この曲は個性を発揮しやすいのか、また制限が少なくて自由度が高いのか、個性豊かな名演が多いです。

 

トスカニーニも交響曲の演奏で聴かせる様式美主体の突き進む演奏とは
打って変わって、表情豊かな演奏を聴かせてくれています。
僕がトスカニーニに持っていた癇癪持ちの親父的なイメージを一新させてくれた名演です。

 

なお、このLPは、RCAレコードの原盤より日本ビクターが製造したもので、RED SEALというシリーズです。

心なしか、CDで聴くよりも弦楽器や木管楽器の音色に艶やかさを感じます。




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