クリップス ただただ美しい モーツァルト交響曲選集

目安時間:約 3分
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ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
交響曲第21番~29番

ヨゼーフ・クリップス指揮
コンセルトヘボウ管弦楽団
1972年、73年録音

 

モーツァルトが、1772年~74年、16才から18才に掛けて書いた交響曲を
クリップス&コンセルトヘボウ管、しかも素晴らしい録音でき聴かれることはただただその幸せに感謝します。

 

現代の高校生が3年間でこれだけの9曲の交響曲をしかもその中に、
25番ト短調や29番イ長調というとんでもない傑作が入っているような
作曲をしたらどんな大騒ぎになるんだろうか?

 

それともそんな天才モーツァルトに負けないような高校生が
もしかしたら世界のどこかにいるのかもしれない。

きっと音楽の世界ではなく、別の世界にいるのかもしれない。

 

しかし、どんなモーツァルトが天才でもその作品を最高の教養を持って再現しないと、せっかくの作品も活きてこない。

 

このセットに対して著書で絶賛した評論家・福島章恭氏のコメントは
秀逸ですので引用します。

 

このセットを座右に置き、すべてのフレーズのイントネーションを調べたり、どんなニュアンスのアクセントが置かれるかを感じたり、主旋律と対旋律のバランスはどうか、適切なテンポとは何か、緩徐楽章とメヌエットのリズム感覚の違いは、等々を研究するだけで、四年間音楽大学に通う以上の知識が得られるに違いない。

 

福島氏も音楽大学を出た人なので説得力があります。

聴いていて、本当にひとつひとつのフレーズに心がこもっています。




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