クリフォード・カーゾンの名盤 モーツァルト20番&27番 涙止まらず

目安時間:約 7分
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僕の愛聴盤です。

 

クリフォード・マイケル・カーゾンは、1907年に生まれ、1982年に75才で亡くなった、イギリスの名ピアニスト。

 

モーツァルトとシューベルトの演奏に定評があったピアニストです。

 

一方指揮のベンジャミン・ブリテンは、20世紀を代表するイギリスの作曲家で、指揮者としても評価の高い人でした。

 

僕は、モーツァルトのピアノ協奏曲が好きで、ゲサ・アンダのピアノで全集も持っていますが、一番良く聴くのがこのカーゾン盤です。

 

何といっても大好きな20番と27番のカップリング。

 

そして繊細で夕映えのように美しいカーゾンのピアノと陰影に富んだブリテンの指揮が素晴らしいからです。

 

聴いていると心が洗われます。

 

カーゾンが、人としても慈悲に溢れた方だったようで、若くして亡くなったソプラノ歌手の遺児を養子として迎えたりしています。

そしてナイトの称号も受けています。

 

素晴らしい演奏をするからと言って人間的にも素晴らしいかというとそうではないようです。

 

それはナチの高官が、コンサートで感動しているのと似ているかもしれません。

 

僕は、カーゾンのピアノと容貌、そして逸話から人間的にも紳士で素晴らしい方だったと確信します。

 

聴かずには死ねない一枚です。

 




カーゾン&ブリテン モーツァルトピアノ協奏曲第20番と27番

 

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K. 466
Piano Concerto No. 20 in D Minor, K. 466

 

1.(15:06) I. Allegro
2.(10:02) II. Romance
3.(07:52) III. Rondo: Allegro assai
total(33:00)

 

クリフォード・カーゾン - Clifford Curzon (ピアノ)
イギリス室内管弦楽団 - English Chamber Orchestra
ベンジャミン・ブリテン - Benjamin Britten (指揮)

 

* * * * * * * * * *

 

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K. 595
Piano Concerto No. 27 in B-Flat Major, Op. 17, K. 595

 

4.(14:20) I. Allegro
5.(08:57) II. Larghetto
6.(08:46) III. Allegro6.
total(32:03)

 

クリフォード・カーゾン - Clifford Curzon (ピアノ)
イギリス室内管弦楽団 - English Chamber Orchestra
ベンジャミン・ブリテン - Benjamin Britten (指揮)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番, 第27番(カーゾン/イギリス室内管/ブリテン)

 

カーゾンの死後に発表されたブリテンとの歴史的名盤を、基マスターを用いて
本国で新規マスタリング。デッカ黄金期の優秀録音。DECCAの正統路線でマスターを忠実に再現

ブリテンとのこの1970年収録の音源は、生前カーゾンが発売を許可しなかったため'82年にカーゾンが亡くなった3か月後に追悼盤として初めて発売された経緯を持ちます。完璧主義者と言われたカーゾンを物語るエピソードは多くありますが、とりわけ3度目の録音となった第27番に対する思い入れは強く、いずれも生前は発売を認めなかった過去の録音('64年12月のセル&ウィーン・フィル、'67年10月のケルテス&ロンドン交響楽団)から僅か数年後に収録されたブリテンとのこの演奏は、共演者含め収録時に非常に満足していたと伝えられましたが、録音後に新しい解釈の可能性を捨てきれずさらに新しい録音を行うという条件付きで同意したものの、結局生前には発売されることはありませんでした。結果的に最後の同曲の録音となったこの演奏では、過去の2作にも増して昇華されたかのような透明感を持ち、第20番も含め、慈愛に満ち、繊細でありながらも芯のあるタッチが聴く者の心を強く打ちます。ブリテンの伴奏も素晴らしく、とりわけ今回の復刻では以前より格段に音の粒子が細かく表現できていますので、第20番の冒頭からのブリテンの表情付けやオケに対する気遣い、細かな表現が手に取りようにわかるでしょう。続けて入るカーゾンのピアノの打鍵と指を離す瞬間の空気感にはこれまで以上に感嘆すると思います。タワーレコード評より



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