クラシック名盤 クレンペラーの第九 不出来だけど名演

目安時間:約 3分
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ベートーヴェン(1770-1827)

交響曲第9番ニ短調『合唱』作品125

 

オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニア管弦楽団及び合唱団

1957年11月録音

 

EMIから出ているベートーヴェン交響曲全集は、
1957年から60年に掛けてステレオ録音されています。

 

クレンペラーの稀代のプロデューサー、ウォルター・レッグのもと、
EMIにバッハから現代音楽まで膨大な録音を行っています。

そして、後になるほど名演が多くなっています。

 

特に60年以降は、数々の名演が残されていて、これらの録音が無ければ、
クレンペラーの現代の評価は、今の半分以下のことでしょう。

 

そういう意味では、57年~60年に録音されたベートーヴェンの交響曲全集は、クレンペラーの成長の過程が見られる貴重な録音です。

 

特に第9は、最晩年のスタイルとその過程のスタイルが同居する
クレンペラーとしては不出来ですが、他の演奏は凌駕する名演です。

 

第1楽章は、スコアを見ているかのように即物的な音の動きや絡み方が美しくそして弦主体で静けさをも持った演奏です。

第2楽章こそ晩年の完成されたスタイルで、遅いテンポで刻明に描いた超名演です。
第3楽章は、さらっと流しています。
そして第4楽章。僕はクレンペラーにしてはこの楽章が一番不出来だと思います。
特に不満なのは、声楽が入るまでの主題テーマの演奏は、後年のクレンペラーならもっと遅く刻明に演奏して感銘を与えてくれたと思います。




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