ピエール・ブーレーズの名盤 ベートーヴェン第5番の衝撃から50年

目安時間:約 4分
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ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
交響曲第5番ハ短調作品67
Ⅰ(09:14) Allegro con brio
Ⅱ(10:00) Andante con molto
Ⅲ+Ⅳ(19:13) Allegro
ピエール・ブーレーズ指揮
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音年月:1968年12月

 

 

ピエール・ブーレーズは、フランス生まれの作曲家、指揮者で、1925年フランス・モンブリゾン生まれ、今年2016年1月に90才で亡くなりました。

 

ブーレーズの名前を知ったのは、もう40年以上前の中学生の時、
その時、ブーレーズ指揮のニュー・フィルハーモニアでベートーヴェン5番“運命”が出てセンセーションを起こし話題になりました。

 

その話題になった点は、テンポが遅くて最長に演奏時間。
そして第3楽章をリピートしていること。

 

そんなことで話題になりましたが、僕が聴いたのはずっとあとの10数年後の社会人になってからでした。

 

LPを聴いてびっくりしました。

なかなかいいじゃないか!

 

遅いとかリピートしているとかばかりで評判になりましたが、
演奏そのものもなかなかいいんですよ。

 

ちゃんと評価していた評論家は、僕の知っている限り宇野功芳氏くらいでした。



ブーレーズの衝撃から50年

ブーレーズのベートーヴェンが録音された1968年と言えば、
19世紀生まれのトスカニーニ、ワルター、フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ、シューリヒトは既に亡く、クレンペラーのみ健在でしたが、もう82才の高齢。

クラシック音楽界は、カラヤン、ベーム中心に、バーンスタインが追っかけるという構図になっていました。

 

ただ既に古楽器演奏の胎動も始まっているようでした。

 

このLPが発売された頃、僕は中学生でしたが、この演奏は、第3楽章をリピートしたということで大騒ぎしていたのをついこの間のように思い出します。

 

クラシック音楽ファンなりたての僕にとっては、楽譜のことなどちんぷんかんぷんでしたが、この演奏がきっかけとなり、使用する楽譜のこと、演奏スタイルなどがより注目を集めるようになった気がします。

 

演奏自体は、オットー・クレンペラーを彷彿とさせる刻明にして遅いテンポをかみしめるようなスタイルで、僕は数あるベートーヴェンの“運命”の録音でも異彩を放つ名演だと思います。

 

ブーレーズはその後ロマン派以降のフランス音楽やマーラーなど録音していましたが、ベートーヴェンをもっと録音してほしかったと思います。


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