ブラームス 交響曲第3番 ハンス・シュミット=イッセルシュテットの名演

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ブラームス(1833-1897)

交響曲第3番 ヘ長調 作品90

 

ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
北ドイツ放送交響楽団

 

前回は、ギュンター・ヴァントの指揮で同曲をご紹介しました。
今回は、同じ曲をハンス・シュミット=イッセルシュテットの指揮でご紹介します。

 

 

『ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)、北ドイツ放送SO~ブラームス:交響曲全集、管弦楽曲集(全4枚組)』

 

ハンス・シュミット=イッセルシュテット[1900年5月5日、ベルリン~1973年5月28日]
ドイツの指揮者。ベルリン高等音楽学校にてフランツ・シュレーカーに作曲を師事、1923年に指揮者としてデビュー。モーツァルトやベートーヴェン、ブラームスからR.シュトラウス、ストラヴィンスキーなどの作品において傑出した演奏を行った名匠。ドイツ、オーストリアを中心に活躍、1945年に北西ドイツ放送SO[北ドイツ放送SO]の終身芸術監督。ウィーン・フィル、ロンドンSOなどとの音源も有名。
本盤では、ハンス・シュミット=イッセルシュテットの巨匠性を伝える代表的録音の一つと言えるブラームス作品集を収録。以前、EMIからもCD化(現在、廃盤)され、ロングセラーを記録しましたが、ここでは、「運命の歌」やハンガリー舞曲集(デッカ音源)までカップリングされています。60年代後半以降の円熟期における録音(ハンガリー舞曲集以外)ならではの深い味わいを感じさせる秀演ばかりにて、ファンには嬉しい復活といえるでしょう。交響曲第4番のライヴの7日後、亡くなっています。

 

 



ハンス・シュミット=イッセルシュテット 北ドイツ放送響との充実した響き

 

シュミット=イッセルシュテットの指揮は何もしていないのに内容が充実している、つまり質実剛健な演奏がその真髄だと思います。

 

これ見よがしの大芝居も大げさな表現もないけど、
隅々まで心を通わせて、ああいい曲だな、いい演奏だな、と
聴き終わったあとに必ず感銘を与えてくれます。

 

このブラームスの3番は1883年12月2日にウィーンで初演されています。
ブラームス50才の円熟期の傑作です。

 

初演は、リヒター指揮のウィーンフィルでしたが、リヒターが、
ベートーヴェンの英雄交響曲にも比すべき作品と語ったことから、
ブラームスの英雄交響曲と言われることもあります。

 

しかし僕は、そうは思わず、もっと内省的で、ヴァントの項でも書きましたが、もっと理性と煩悩の葛藤に苦しむブラームスを感じさせます。

 

ヴァントはその辺を上手く表現していましたが、シュミット=イッセルシュテットは、もっと健康的で、この曲の持つ男性的な雄渾な部分がしっかり表現されています。

 

僕はそんなシュミット=イッセルシュテットの演奏が好きで、愛と勇気と友情を感じさせ、夢を見させてくれるのが好きです。

 

北ドイツ放送響の創設にあたりシュミット=イッセルシュテットを選んだイギリス軍の慧眼の鋭さに改めて感動せずにはいられません。

 

その辺りの逸話をこちらを参照してください。

ブルックナー第4番 ハンス・シュミット 偉大なる凡事徹底

 




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