ブルーノ ワルターの名盤 ドヴォルザーク交響曲第8番

目安時間:約 3分
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アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904)
交響曲第8番ト長調作品88
ブルーノ・ワルター(1876-1962)指揮
コロンビア交響楽団

1961年録音

 

ドヴォルザークの交響曲というと第9番の“新世界より”があまりにも有名ですね。

 

“新世界より”はクラシック入門曲としてまずおすすめされる通俗的な名曲です。

 

8番は、新世界よりの数年前に作曲され、一時はあまり顧みなられなったそうですが、新世界よりの人気上昇で、自ずと演奏機会も増えてきた曲です。

 

むしろ僕は、憶えやすく親しみやすいメロディーと郷愁を感じさせる曲想で、この8番の方が“新世界より”好きですね。

 

ワルターの演奏は、80才を超えてからの録音にも関わらず、フレッシュで活気あふれる演奏で、ワルター自身心から楽しみながら演奏しているかのように伝わってきます。

 

僕は少し気分が落ち込んでいる時にこのCDを聴いて、気分を治したりしています。とびっきり美味しいピザかサンドイッチを食べた時のような満足感のある演奏です。

 

ワルターというと特にモーツァルト、マーラーのエキスパートとして知られますが、このドヴォルザークの演奏は、玄人をうならせ、ため息をつかせるほどの名演です。

 

辛口評論家の故宇野功芳氏のコメントを引用しますと、

 

老大家にしか不可能なオケのコントロールがあり、極上の音楽性があり、ニュアンスの深さがある。
管、弦のかけ合いやバランス、語りかけの愉しさなど、他の演奏を大きく凌駕しいている。

録音も1961年というのが信じられないほどだ。プロデューサーの音楽的才能、耳の確かさは只者ではない。

 

このドヴォルザークの演奏は、ワルターの数々の名盤の中もでとびっきりの名盤だと思います。




 


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