ベーム&ベルリンフィルの怒涛の運命

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ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1927)
交響曲第5番ハ短調作品67「運命」

 

ウォルフガング・アマデウス。モーツァルト(1756-1791)
アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525

 

カール・ベーム指揮

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

1953年3月イエス・キリスト協会(ベートーヴェン)

1957年9月12日~13日(モーツァルト)

 

運命は、まだフルトヴェングラー健在のベルリンフィルとの録音。

最初の運命動機の伸ばしぐらいからただならぬ気迫が感じられ、息もつかせずぐいぐい押し進める渾身の名演。

 

当時、カール・ベームは60才前の働き盛り。

ベームの厳しい造形と激しい気迫、それに応えるベルリンフィルは、
フルトヴェングラー統治下の怒涛のアンサンブルを披露。

 

ベームも当然翌年にフルトヴェングラーが亡くなるなんて思ってはいなかっただろうが、カラヤン君、次は俺だぜ、という挑戦状とも思える入魂の演奏です。

 

これを聴いて、70年の好々爺的なウィーンフィルとの録音を聴くと、
同じ人?と思えるくらい違いますね。

 

もちろんベーム&ウィーンフィルの運命にも違う魅力はあるので
それについてのコメントは次の機会に譲ります。

 

そしてアイネ・クライネ・ナハトムジーク。
この曲のイメージを覆す重量級の名演です。

 

この曲は、モーツァルトの心と体を呪縛していた父レオポルドを亡くして2ヶ月後に作曲されています。モーツァルトは、このあと2年後に失意のうちに亡くなるのですが、その前の転落は、この頃から始まっています。

 

ベームの演奏は、ほの暗いベルリンフィルとの響きと相まって、
この曲の持つ、暗さ重さも感じさせてくれます。

 

日本でのベーム人気は、70年代に最高潮になりましたが、50年代のベルリンフィルとの名演は、ベームの本質を捉えていると思います。




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