ペーター・マーク 情感溢れるモーツァルト

目安時間:約 3分
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モーツァルト(1756-1791)
交響曲第40番 ト短調 K550
交響曲第41番 ハ長調 K551「ジュピター」

 

ペーター・マーク指揮
パドヴァ・ベネト管弦楽団
1996年

 

40番は、ひとつひとつのフレーズに無数のニュアンスを散りばめて
心の籠った名演を展開しています。

 

特に内声部のメロディーや動きがこれほど表情豊かに物いう演奏は
ないでしょう。有名な主旋律を追うよりもつい内声部の動きを追ってしまい、そこに新鮮な感動を受けてしまいます。

 

また響きが有機的で温もりを感じさせ、聴いていると心がほっこりとして
幸せな気持ちにしてくれます。

 

41番ジュピターは、40番と同じように有機的で温もりのある響きに
雄渾さが加わり、立派な音楽を聴かせてくれます。

 

このマーク&パドヴァ・ベネト管は、細かな表現に疎かにせず、
相当リハーサルを積んでの録音に臨んでいるのでしょうか、
これほど心の籠った演奏はまれだと思います。

 

この演奏は、ぜひ聴いてほしい名演です。

 

マークは、その才能をフルトヴェングラーに認めながら、
商業主義に走るのを嫌い、メジャーオーケストラの誘いを断り
地道な活動を続けた人のようです。

 

ぜひ、マークの心温まる名演に接して柔軟な心を取り戻してください。




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