メンゲルベルクのベートーヴェン交響曲全集 ナチス侵攻直前ライブ

目安時間:約 4分
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メンゲルベルクのベートーヴェン交響曲チクルス

 

ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
交響曲全集第1番~第9番
ウィレム・メンゲルベルク指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

 

交響曲第1番ハ長調作品21  1940.4.14
交響曲第2番ニ長調作品36  1940.4.21
交響曲第3番変ホ長調作品55"英雄" 1940.4.14
交響曲第4番変ロ長調作品60 1940.4.25
交響曲第5番ハ短調作品67  1940.4.18
交響曲第6番ヘ長調作品68"田園" 1940.4.21
交響曲第7番イ長調作品92  1940.4.25
交響曲第8番ヘ長調作品93  1940.4.18
交響曲第9番ニ短調作品125"合唱" 1940.5.02
1940年4月14日~5月2日ベートーヴェン・チクルスのライブ

 



メンゲルベルク 戦争責任と悲しき最期

 

ウィレム・メンゲルベルク(1871-1951)の演奏は、どうも聴こうと思わなかった。

 

どうしてか、一番大きな理由は、演奏も録音も古臭そうという先入観があったからです。

 

しかももっと聴くになれなかったのは、メンゲルベルクがナチスに積極的に協力したという事実があるからです。

 

ナチスドイツがオランダに侵攻したのが、1940年5月10日から17日。
このチクルスが行われたのが、4月14日から5月2日まで。

 

まさに侵攻の直前だったのです。

メンゲルベルクの両親はドイツ人で、ナチスの高官に友人もいたそうです。そしてメンゲルベルクは積極的に協力しました。

 

しかし戦後厳しい追及にあい、高額の年金は没収され、10年間は演奏禁止という厳しい判決を受けました。

 

この時メンゲルベルク74才。10年間演奏できないということは、
事実上音楽界からの追放を意味します。

 

しかし、5年後に恩赦により10年間の禁止が、5年間に縮小され、ようやく復帰できるかという直前に他界してしまいました。

 

スイスの自宅で悠々自適に過ごしていたという記述もありますが、
音楽家としては悲しい最期でしたね。

 

メンゲルベルク 侵攻前夜のベートーヴェン・チクルス

 

メンゲルベルクというと戦前の録音の者ばかりで、古い=聴きづらいという先入観を持っていました。

 

しかし、この全集を聴いてぶっ飛びました。
なんちゅう、クリアな音か。

 

いまから67年前の録音とは信じがたい音質です。
これからじっくり聴くのが楽しみな全集です。

 



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