名シェフ シュミット=イッセルシュテットのモーツァルトに舌鼓

目安時間:約 3分
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モーツァルト(1756-1791)
交響曲第39番 変ホ長調 K.543
交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」

 

ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
ロンドン交響楽団
1958年6月、7月

 

僕は、クラシック音楽の演奏を料理人(以下シェフ)に例えることがあります。
作曲家が材料とレシピを作り、演奏家が、その材料とレシピをもとにお料理する。だから材料とレシピが同じでもシェフの個性により、その料理に違いが出てきます。

 

シェフによって出された料理は、そのシェフの個性や主張により
個々に違いがありますが、美味しいものは美味しいのです。

 

ただ時には美味しくないものもあります。
まあ、プロの音楽家なら不味いものはさすがに作らないでしょうが、シェフによっては、あるレシピでは驚くような美味しい料理を作ったかと思うと、別のレシピでは、ちょと食べきれないなという料理を作る人もいます。

 

ハンス・シュミット=イッセルシュテットは、どんなレシピに対しても
平均以上のお料理を食べされてくれる名シェフです。

 

時にはもっとパンチを効かせてほしいとか、見栄えを派手にしたらと
感じなくないこともありますが、いつもそれなりに満足させてくれます。

 

そして、しばらく経つとまた彼のお料理が食べたいな、
と彼のレストランに行くことになります。

 

このモーツァルトも大いなる中庸の演奏です。
ワルターの様にロマンティックではないし、ベームの様に厳しい造形美でもありません。

 

でもまた聴きたくなる演奏です。




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