岩城宏之のベートーヴェン全集 あの頃は戻ってこない

目安時間:約 3分
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ベートーヴェン(1770-1827)
交響曲全集 第1番~第9番
岩城宏之指揮NHK交響楽団他
1968年~69年録音

 

岩城宏之さん
1932年9月6日-2006年6月13日

 

日本で一番最初にベートーヴェンの交響曲全集を録音したのは、岩城宏之さんで、この全集だそうです。

 

あの5回も録音した朝比奈隆さんを差し置いて、朝比奈さんより20歳以上も若い岩城さんが一番とは驚きですね。

 

この全集は、いまでは評判になることもないようですが、僕にとっては大切な全集です。

 

なぜなら僕は岩城さんのおかげでクラシック音楽が好きになったからです。

 

僕が小学生の頃、ちょうどこの全集が録音されていた頃、僕は土曜日に学校から帰ってくるとテレビでは、NHK交響楽団のコンサート番組をよくやっていました。僕はそれをよく観て、聴いていたものです。

 

どうしてか?

 

僕が小学生の頃の富山のテレビチャンネルは、NHK総合と教育、民放の北日本放送の3つだけでした。

 

自ずとNHKを観る確率が高くなるわけです。
土曜の午後は、NHK交響楽団の演奏を放送していました。そしてNHK交響楽団を指揮をしていたのが若き日の岩城宏之さんだったのです。

 

当時まだ30代の若さで、表情豊かに指揮をする岩城さんの姿に一目で好きになってしまいました。そしてこの番組を心待ちにするようになりました。

 

時には、指揮者が岩城さんでない時もありました。

その時は、凄く残念だった記憶があります。

 

さて、改めてこの全集を聴いてみました。

まず第5番を聴きました。
早いテンポで中身が凝縮されたような演奏です。

 

有名な第1楽章の展開部では、内声部を強調してぐいぐい来る感じで、岩城さんの意気込みと演奏にかける情熱が感じられます。

 

ちょうど高度成長期の今よりずっと元気だった日本とこの岩城さんの演奏がタブってしまいます。

 

このCDは聴くたびに熱い気持ちが沸き起こりますが、
聴き終わった後にふっと寂しくなってしまいます。

 

そう、あの時代はもう戻ってこないと感じるからでしょう。





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