チャイコフスキー第5番は、シルヴェストリの滴るロマンの香りで

目安時間:約 3分
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チャイコフスキー(1840-1893)
交響曲第5番 ホ短調 作品64

 

コンスタンティン・シルヴェストリ指揮
フィルハーモニア管弦楽団
1957年2月21日&22日

 

コンスタンティン・シルヴェストリは、1913年5月31日、ルーマニアのブカレストに生まれています。
世代的には、カルロ・マリア・ジュリーニ、ギュンター・ヴァントと同世代です。

 

しかし二人に比べ短命で1969年に56才で他界しています。

しかも録音もそんなに多くないので、知る人ぞ知るという存在の指揮者ですね。

 

でも、少ないながらも残された録音には個性的なものが多く、
しかも1964年には、来日してNHK交響楽団を指揮しているので、
往年のクラシックファンには根強いファンがいるようです。

 

さて、今回ご紹介するチャイコフスキーの第5交響曲。

 

チャイコフスキーの曲では、バイオリン協奏曲と並んで
もっとも好きな曲です。

 

なんと言ってもチャイコフスキーの交響曲の中では、
ロマンティックで、それに加え力強さと明るさがあるからです。

 

さて、シルヴェストリの表現は、ロマンチックで濃厚、
特に第2楽章は深情けとでも言いましょうか、
たっぷりと情を込めて聴かせてくれます。

 

そして、終楽章は、待ってましたばかりに劇的な表現で盛り上げてくれます。かなり芝居がかっていますが、チャイコフスキーはこれくらいじゃなくっちゃ、て感じで楽しませてくれます。

 

コンサートで聴けば、間違いなくブラボーの嵐は確実です。




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