クラシック名盤 聴き較べはこの二人から

目安時間:約 4分
  • 人気ブログランキング

ベートーヴェン(1770-1827)
交響曲第1番ハ長調 作品21

 

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC交響楽団
1951年12月21日カーネギーホール

 

ウィリヘルム・フルトヴェングラー指揮

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
1952年6月24日,26日~28日ウィーン

 

クラシック音楽の楽しみの大きな要素に同じ曲を
違う演奏家で聴き較べるというものがあります。

 

特にベートーヴェンの交響曲となると
多くの指揮者が録音して、それぞれ独自の解釈をしているので、
聴き較べは本当に飽きない楽しみでもあります。

 

僕がクラシック音楽を聴き始めた70年代初頭は、
トスカニーニもフルトヴェングラーも既に故人でしたが、
両極端の演奏解釈をするということで、学生向けの音楽誌にまで
特集が組まれていたくらいです。

 

トスカニーニは、客観的で楽譜に忠実、テンポが速く、
フルトヴェングラーは、主観的で楽譜を独自に解釈しテンポを動かす
というように僕は雑誌を読みながら友人と語り合ったものです。

そしてお互いにフルトヴェングラー派、トスカニーニ派として
議論したものです。

 

時は流れ、あれから40年、僕は改めて二人の演奏を聴き較べながら
本当に飽くことのない趣味だな、そしてどっちがいいなんて永遠に答えの出ないものだな、と感じています。

 

さて第1番は、両者ほぼ同時代の録音で、フルトヴェングラーもスタジオ録音で音質的にも十分鑑賞に堪えるグレードです。

 

トスカニーニは、早いテンポでメリハリが効いて推進力の強い演奏です。
でも、でも弦楽器の響きなどに艶やかな潤いを感じ、金管楽器も強奏しています。

 

一方、フルトヴェングラーはゆとりのあるテンポで、意味深で深みのある響きが溜まりません。
フルトヴェングラーがライブで魅せるような劇的な動きは抑えられ、
弦楽器と木管楽器主体の響きで大人の落ち着きを感じさせます。

 

演奏時間は、トスカニーニが23:50、フルトヴェングラーが25:24ですが、フルトヴェングラーが第1楽章の提示部を繰り返ししていないので、
聴いた感じはもっとスピード感に違いを感じさせます。




音楽(クラシック) ブログランキングへ

クリック応援お願いします。

  • 人気ブログランキング

コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

トラックバックURL: 






メルマガ登録
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
タグ
ぶろぐ村

人気ブログランキング