シューリヒトの名盤 瑞々しくデリカシー溢れるシューマン

目安時間:約 4分
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ロベルト・シューマン(1810-1856)
交響曲第2番ハ長調 作品21
交響曲第3番変ホ長調 作品97「ライン」

 

カール・シューリヒト指揮
パリ音楽院管弦楽団

 

シューマンは交響曲作家としては二流と見られているようですが、僕は好きです。旋律や曲想は詩情に溢れロマンの薫りが漂っています。



 

シューリヒトの名盤 シューマンの交響曲

 

シューマンは4つの交響曲を残していますが、その中で一番人気がないのは2番で、失敗作という人もいるくらいです。

 

でも僕はこの曲大好きで初めて聴いた中学生の頃から変わりません。

 

初めて聴いた演奏は、クレンペラー&フィルハーモニア管で、この曲の持つ力強さと脆さの両方を併せ持つような感じが惹かれたのかもしれません。

 

でもクレンペラーの演奏は立派ですが、何か大味でこの曲の魅力を伝えきれないもどかしがありました。

 

そんな時出会ったのは、このシューリヒト&パリ音楽院管の演奏です。

シューリヒトの名盤 シューマンの交響曲第2番

 

まず、シューマンの交響曲第2番を聴いてみます。

 

この曲は、シューマンの4曲の交響曲の中では、一番地味なものですが、僕は好きなんですね。初めて、クレンペラーでこの曲の魅力を知ったのですが、だんだんその大木的な演奏に不満が出てきました。

 

その不満を解消してくれたのがシューリヒトの演奏です。

 

細部にまで陰影の富んだ表情を付けてそれが嫌味ではなく、聴き手の琴線に触れてくれるのです。

 

第3楽章のアダージョでも心に沁みる木管の響きがたまりません。

 

この曲にはシノーポリ指揮の名盤もありますが、僕の中では双璧と感じています。



 

シューリヒトの名盤 シューマンの交響曲第3番"ライン"

 

第3番「ライン」はよりロマンティックな表現で、速めのテンポの中に、得も言えぬニュアンスを散りばめています。

 

ポルタメントを使った弦の表情付けや金管の朗々とした響きなど魅力満載です。

 

 

まとめ

 

評論家の宇野功芳氏は、このLPジャケットのライナーノーツでシューリヒトの録音では不出来は皆無でどれも名演の名に恥じないとコメントしてくらいで、このシューマンの録音も飛びぬけた名演です。

 




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