トーマス・ファイの名盤 ハイドン交響曲『ロンドン・セット』の快演

目安時間:約 8分
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トーマス・ファイは1960年生まれのドイツの指揮者です。

もっと若い印象がありましたが、僕と同世代です。

つまり遅れてきた青年の世代なんですね。

 

第二次世界大戦後のベビーブームの時代に生まれた、
日本では団塊の世代ですが、その年代がパワーで切り開いた、
60年代、70年代の文化的推進のあとに付いていった世代です。

 

僕は、『遅れてきた青年』世代と勝手の呼んできます。

 

さて、ファイとハイデルベルク交響楽団とのハイドン交響曲全集から、
『ロンドン・セット』をご案内します。

 

僕は、ハイドンの交響曲は大好きですが、
普段聴くのは、ほとんど『ロンドン・セット』93番から104番の12曲です。

 

個人的には。第100番『軍隊』と第99番が特に好きです。

 




トーマス・ファイの名盤 ハイドン交響曲『ロンドン・セット』

 

ハイドンの交響曲『ロンドン・セット』は、

1791年~92年、1794年~95年の2回の冬に時期、

ロンドンに招かれて、ロンドンの楽団を指揮しながら12曲の交響曲を書き上げました。

 

1932年生まれのハイドンは、

この時期既に60歳をすぎ、名実ともに老熟した巨匠でした。

 

ハイドンは、既に交響曲の形式や動機の発展法など完成形の域に達していて、
後輩のモーツァルトやベートーヴェンに影響を与えていました。

 

しかし、ハイドンの凄いところは、この時期に置いても
逆に後輩のモーツァルトからもいいものは吸収し、先輩ヘンデルからも学び、

ハイドンの魅力である楽天的な機知と若々しい陽気を保ちながら、
より内省的な深みを増していきました。

 

これが、38歳年下の後輩ベートーヴェンに引き継がれ、

花開いたと言えると思います。

 

トーマス・ファイの演奏は、ピリオド楽器の生き生きとした演奏の中にも
緩徐楽章では、老ハイドンの内省的な人生の深みをよく表現していると思います。

 



トーマス・ファイのハイドン ロンドン交響曲集

 

『ハイドン:交響曲第93番-第104番「ロンドン・セット」』

 

【曲目】
[CD 1]
(1)交響曲第93番 ニ長調 Hob.I-93
(2)交響曲第94番 ト長調「驚愕」 Hob.I-94
(3)交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」 Hob.I-103
[CD 2]
(4)交響曲第95番 ハ短調 Hob.I-95
(5)交響曲第96番 ニ長調「奇跡」 Hob.I-96
(6)交響曲第97番 ハ長調 Hob.I-97
[CD 3]
(7)交響曲第98番 変ロ長調 Hob.I-98
(8)交響曲第99番 変ホ長調 Hob.I-99
(9)交響曲第100番 ト長調「軍隊」 Hob.I-100
[CD 4]
(10)交響曲第101番 ニ長調「時計」 Hob.I-101
(11)交響曲第102番 変ロ長調 Hob.I-102
(12)交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」 Hob.I-104

 

【演奏】
トーマス・ファイ(指揮)、
ハイデルベルク交響楽団
CD4-(10) ベンジャミン・シュピルナー(指揮)

 

【録音】
セッション録音
(1)2009年3月、(5)2009年6月、(7)2013年9月、(3)2013年10月、(10)2015年10月/
ハイデルベルク=ドッセンハイム、マルティン・ルター・ハウス
(2)(12)1999年、(4)2001年5月、/
メルレンバッハ、ビュルガーハウス
(6)2009年6月/
ルドルフ・ヴィルト・ハレ、エッペルハイム
(8)(9)2013年3月/
ヴィースロッホ・パラティン
(11)2012年5月/
ゲゼルシャフトハウス、プファッフェングルント

 

『ハイドン:交響曲第93番-第104番「ロンドン・セット」』トーマス・ファイ(指揮)、ハイデルベルク交響楽団

 

 

活き活きとした快演!
鬼才ファイによるロンドン・セット!

颯爽としたピリオド・アプローチがたまらないトーマス・ファイ率いるハイデルベルク交響楽団によるハイドンの交響曲の録音よりロンドン・セットが登場します!総じて快速テンポでノンヴィブラート奏法と激烈アプローチとのコントラストが実に鮮やかな演奏が特徴のファイ。明るく弾むようなファイの音楽は聴き手を虜にさせる力を備えています。また、前へ前へと音を導くファイの指揮にくらいつくハイデルベルク響の演奏も素晴らしく、期待を裏切らぬ洗練されたアンサンブルで魅せてくれます。粒立ちの良さと強弱でインパクトを与えるファイの「ハイドン・セット」をお楽しみください!
キングインターナショナル

以上、タワーレコードより

 



最後に

 

ハイドンの『ロンドン・セット』では、

オイゲン・ヨッフム指揮ロンドンフィルハーモニー、他の演奏を愛聴しています。

 

また、ハイドンの交響曲集では、

アンセルメ指揮スイスロマンド管、

セル指揮クリーヴランド響など名演がありよく聴いています。

 

トーマス・ファイ盤は、そんな大先輩たちと並んで僕の愛聴盤になりました。

ピリオド楽器では、ホグウッド盤が未完に終わったの残念です。

 



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