ティントナーのブラームス第3交響曲 素朴にして質実剛健

目安時間:約 9分
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再び、ティントナーのレビューが続きます。

 

 

遅れてきた巨匠

 

ゲオルグ・ティントナーの名演を

 

世に紹介しないと

 

故ティントナーに申し訳ないとばかり、

 

 

ナクソスの

 

ティントナー・メモリアル・エディション第5集が、

 

ブラームス、

 

 

円熟の本領発揮の第3交響曲と

 

若き日のセレナード第2番。

 

硬軟自在のブラームスは、

 

ファン納得の名演です。

 

 

ティントナーに関する記事は、こちらもぜひお読みください。

シューベルトの名盤 ティントナーが時代を超えて心の交信




ティントナーの名盤 ブラームス

 

ヨハネス・ブラームス(1833-1897)

 

交響曲 第3番 ヘ長調 作品90

 

Ⅰ(13:04)Allegro con brio

 

Ⅱ(08:54)Andante

 

Ⅲ(06:23)Poco Allegretto

 

Ⅳ(09:21)Finale:Allegro con spirito

 

録音:1990年3月21日ライブ

 

 

セレナード 第2番 イ長調 作品16

 

Ⅰ(07:45)Allegro moderato

 

Ⅱ(02:52)Scherzo:Vivace

 

Ⅲ(07:36)Adagio non troppo

 

Ⅳ(05:54)Quasi Menuetto and Trio

 

Ⅴ(06:28)Rondo:Allegro

 

録音:1992年1月29日ライブ

 

 

ゲオルグ・ティントナー指揮

 

シンフォニー・ノヴァ・スコシア

 

CBCカナダ放送の放送用のライブ録音。

 

 

 

ティントナーの

 

ブルックナー・チクルスを聴いて、

 

他の作曲家、例えば、

 

ベートーヴェン、ブラームスなど

 

聴いてみたいと思ったファンは多いと思います。

 

 

僕もその一人で、

 

ティントナーのディスコグラフィーを見る

 

ナクソスからティントナー・メモリアル・エディションが

 

全12集出ていて、僕は早速HMVで10集まで手に入れました。

 

 

その12集には、

 

ベートーヴェンが第3番“エロイカ”と第4番、

 

ブラームスは、第3番が含まれています。

 

 

そしてブラームスの第3番。

 

これは、素朴なブラームスです。

 

質実剛健で、

 

力強く、たくましいブラームスです。

 

センチメンタルになりやすい

 

第3楽章もあっさりしていてなかなかいいです。



ティントナーの名盤 硬軟自在のブラームス

 

ティントナーの

 

ブルックナー・チクルスに触れて、

 

巨匠が振るブラームスが

 

聴きたいと思うファンは多かったと思います。

 

 

そのファンの渇望を癒す名演はこのCDです。

 

第3交響曲の両端楽章の力強さには、

 

眼を見張るばかりで、

 

枯淡の境地などとは無縁です。

 

 

一方、第2楽章の悠然たる語り口には

 

思わず聴き惚れてしまいます。

 

 

第3楽章があっさりしているのも

 

年輪の成せる技ですね。

 

 

セレナード第2番は、

 

この地味な初期作品が、

 

ティントナーの演奏で聴くと

 

いかにも偉大な名曲に聴こえます。

 



ティントナー・メモリアル・エディション

 

ナクソスの社運を掛けるかのような

 

ブルックナーの交響曲全集の企画を託したのが、

当時ほとんど無名の老指揮者

 

ゲオルグ・ティントナーでした。

 

 

しかし、その録音が発表されるいなや、

 

世界の音楽愛好家を驚愕させました。

 

 

まず、その演奏の素晴らしさ。

 

それが、全く無名の老指揮者が演奏している。

 

 

そしてそんな指揮者を発掘して

 

一大企画を成し遂げたナクソスの

 

評価もぐっと上げました。

 

 

僕もそうですが、

 

ナクソスと言えば、

 

廉価版レーベルというイメージでした。

 

 

ナクソスレーベルの名を

 

グッと押し上げたティントナーに対して、

 

ナクソスはティントナーが

 

カナダCBCレコードに残して

 

名演を埋もれさせないことを

 

使命として世に出しました。

 

 

そのCDは、第5集です。

 

 

遅れてきた巨匠、

 

そして悲劇的最期だったティントナーの

 

偉大な芸術の全容を知るための貴重なシリーズです。

 

このブログでは、継続的にティントナーの録音をご紹介して行きます。



まとめ

 

ティントナーの生涯の幕の閉じ方は衝撃的でしたが、

 

自分の好きなこと信じることは続けることが大切、

 

ということ教えてくれます。

 

 

たかが人生、されど人生。

 

自分が選んだ道を行くだけですね。



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