ネルソンスのブルックナー ゲヴァントハウス菅との”ロマンティック”

目安時間:約 8分
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2017年に名門オーケストラ、

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターに就任した、

アンドレス・ネルソンスのブルックナー第2弾です。

 

ネルソンスは、1978年生まれなので今年で40歳。

経歴から見て、巨匠への道を着実に歩んでいるようです。

 

僕が、ネルソンスの名前を知ったのは偶然で、

グリモーのピアノ独奏でブラームスの2つの協奏曲を聴いていて、

オーケストラはバイエルン放送響だったのですが、

指揮者凄いんじゃない?と名前を見ると知らない指揮者。

 

そして経歴を見るとまだ30代とのこと。
出世するんじゃないかな、とその後の経歴を見ると

2014年からボストン交響楽団の音楽監督、

そして昨年2017年からはゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターと

順風満帆の指揮者人生を歩んでいるようです。

 

そして今後が楽しみと注目するようになりました。

それだからこそ、その演奏に対して厳しく見てしまうところもあります。

 




ネルソンス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス菅 ブルックナー4番

 

リヒャルト・ワーグナー - Richard Wagner (1813-1883)
1.(09:27) 歌劇「ローエングリン」 - 第1幕 前奏曲 1.
Lohengrin, Act I: Prelude

 

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 - Leipzig Gewandhaus Orchestra
アンドリス・ネルソンス - Andris Nelsons (指揮)
録音: May 2017, Live recording, Gewandhaus, Leipzig, Germany

 

* * * * * * * * * *

 

アントン・ブルックナー - Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」 WAB 104 (1886年稿・ノヴァーク版)

Symphony No. 4 in E-Flat Major, WAB 104, "Romantic" (1886 version, ed. L. Nowak)

 

1.(19:55) I. Bewegt, nicht zu schnell
2.(17:17) II. Andante quasi allegretto
3.(10:54) III. Scherzo: Bewegt
4.(22:02) IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell
total(70:08)

 

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 - Leipzig Gewandhaus Orchestra
アンドリス・ネルソンス - Andris Nelsons (指揮)
録音: May 2017, Live recording, Gewandhaus, Leipzig, Germany

 

ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ノヴァーク版)/ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 - 前奏曲(ゲヴァントハウス管/ネルソンス)

 

ブルックナー交響曲全曲録音第2弾!

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伝統の名門ゲヴァントハウスとその若き新カペルマイスターが打ち立てる、美しく明晰な新時代のブルックナー像!
◆2作品2年連続でグラミー受賞のボストン響とのショスタコーヴィチ交響曲全曲録音が進行中、ノリに乗っている実力派指揮者ネルソンス。今シーズンからカペルマイスターを務めるゲヴァントハウスとのブルックナー・シリーズ第2弾。今回は人気曲《ロマンティック》!
◆ネルソンスは2020年のベートーヴェン生誕250年に向けてウィーン・フィルとのベートーヴェン交響曲全集の録音もスタートしていて、ドイツ・グラモフォンが2017年現在最も力を入れているイチオシ指揮者です。
ユニバーサル・ミュージック/IMS

 

 



ネルソンスのブルックナー交響曲第4番"ロマンティック"を聴いて

 

全体的に遅めのテンポで、演奏時間も70分を要しています。

 

ネルソンスは、いままで聴いてきた演奏から、

小手先の変化などでへんちくりんな演奏をする人ではありません。

 

まさに真っ向勝負の正攻法な演奏をする人です。

 

でも、正攻法ゆえに一歩間違うと、

つまらない、退屈という演奏になりかねません。

 

今回の"ロマンティック"は、大きく構えすぎた感があります。

 

僕は同時に聴いている、

ヤノフスキ指揮スイス・ロマンド管弦楽団の

"ロマンティック"の方にずっと魅力を感じました。

さすが、79歳の御大には一日の長があります。
↓ ↓ ↓
ブルックナー:交響曲第4番(スイス・ロマンド管/ヤノフスキ)

 

ネルソンスは、40歳になったばかり。失敗は成長の糧ですから今後に期待したいです。

 



最後に

 

毎日いろんな演奏を聴いていて思うのは、
クラシック音楽の名曲の演奏は難しいなぁ、ということです。

 

特に通俗的な名曲になればなるほど、聴く人は良く知っているので、
普通に演奏しても誰も振り向いてくれない。

 

でも、小手先の変化を付けてもすぐ見破られる。

 

だから僕は、正攻法で聴かせてくれる指揮者が好きです。

 

クレンペラーしかり、朝比奈隆しかり、

コンビチュニー、ハンス・シュミット=イッセルシュテットもそうです。

 

僕は注目しているネルソンスもそんな正攻法なアプローチで聴かせる指揮者ですが、

一歩間違うとつまらない演奏になってしまいます。

 

これからの人で楽しみにしているのですが、
このブルックナー"ロマンティック"はあまり面白くなかった。

 

今後に期待したいですね。

 



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