ガーディナーのベートーヴェン 生まれたてのような新鮮な名演

目安時間:約 8分
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エリオット・ガーディナー指揮
レヴォリュショネール・エ・ロマンティークによる、

 

ベートーヴェンの英雄と第4番

 

 

 

古楽器演奏では、ホグウッド、ブリュッヘンも名演ですが、
僕は爽快にして痛快で小気味良いテンポと躍動的な

ガーディナーの演奏が大好きです。

 

英雄の第1楽章の展開部でヴァイオリンが即興的に
内声部を引き立たせるなど、新鮮な発見に溢れています。

 

ガーディナーは、ベルリオーズの幻想交響曲で
初演当時の楽器や編成なども再現するなど、野心的な試みも行っていて、

 

実は、初演の時は、20世紀の巨匠時代の重厚な演奏よりも、
ガーディナーの小気味よい演奏だったのではないか、と僕は思います。

 

当時はもっと粗野で躍動的で快速テンポの演奏だったのかもしれませんね。

 




ガーディナーのベートーヴェン交響曲全集

 

ジョン・エリオット・ガーディナーが1991年から94年に掛けて収録した、
ベートーヴェン交響曲全集。

 

1994年度のレコード・アカデミー大賞およびクラシックCDアウォード、ゴールデン・ハーモニー・アウォードを受賞。

 

ピリオド楽器(時代楽器)を使用したベートーヴェン全集も
いまや珍しくはないとはいえ、

 

完成度の高さ、細部にわたって厳密に考証された論理性と
スタイルの一貫性ではズバ抜けた存在と絶賛されていた名盤です。

 

話題を呼んだノーマン・デル・マー校訂のベーレンライター新版楽譜の情報を先取りし、

 

『第五』に関してはクライヴ・ブラウン校訂の
ブライトコプフ新版の内容を参照、情報ツールの豊富さと、

 

それをひとつにまとめあげる高度な能力もまた
ガーディナーならではの実力を発揮した力作です。

 

『ガーディナー/ベートーヴェン:交響曲全集』

ガーディナーのベートーヴェン交響曲第3番“英雄”

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
Ludwig van Beethoven (1770-1827)

 

交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, "Eroica"

Ⅰ(15:38)Allegro con brio
Ⅱ(12:41)Marcia funebre: Adagio assai
Ⅲ(05:33)Scherzo: Allegro vivace
Ⅳ(10:41)Finale: Allegro molto

 

オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク - Orchestre Revolutionnaire et Romantique
ジョン・エリオット・ガーディナー - John Eliot Gardiner (指揮)
録音: March 1993, "The Maltings", Concert Hall, Snape, United Kingdom

 

ベートーヴェン:交響曲第3番≪英雄≫・第4番 / ジョン・エリオット・ガーディナー

 

数多い、ベートーヴェンの“英雄”交響曲のCDの中でも、新鮮で小気味よく、気持ちよさを届けてくれる演奏としては一番だと思います。

 

ベートーヴェンは、18世紀初頭の革命児。

 

重厚な演奏スタイルは、後年作り出されたもので、
初演当時は、もっと素朴で躍動的で、粗野な感じだったのかもしれません。

 

交響曲の既成概念を打ち破るように颯爽と登場した
野心作、英雄交響曲の衝撃さを想像させるような演奏です。

 

 



ガーディナーのベートーヴェン交響曲第4番

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
Ludwig van Beethoven (1770-1827)

 

交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60
Symphony No. 4 in B-Flat Major, Op. 60

Ⅰ(11:04)Adagio - Allegro vivace
Ⅱ(09:24)Adagio
Ⅲ(05:17)Menuetto: Allegro vivace
Ⅳ(06:24)Allegro ma non troppo

 

オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク - Orchestre Revolutionnaire et Romantique
ジョン・エリオット・ガーディナー - John Eliot Gardiner (指揮)
録音: March 1993, All Hallows, Gospel Oak, London, United Kingdom

 

この演奏に関しては、あの辛口評論家の宇野功芳氏も高く評価しています。

以下、氏のコメントです。

 

 

本来は小編成向きの曲であり、ガーディナーの小気味良いテンポと弾むリズムが音楽にぴったりである。耳を洗われるようなフレッシュなひびきに胸がすく。

まとめ

 

僕が、初めてガーディナーの演奏に接したのが、もう20年近く前に、ヘンデルのオラトリオ「メサイア」を歌うために合唱団に入って時でした。

 

ヘンデルのメサイアのCDを探していた時、合唱曲だけ収録したガーディナーのCDを見つけて購入しました。

 

これが、いままで聴いていたクレンペラーの演奏とまるっきり違う
耳が洗われるような演奏で、以来、注目する指揮者の一人となりました。

 

そして、今回のベートーヴェンは、

まさに音楽の革命児ベートーヴェンに相応しい演奏だと思います。

 

 




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