ギュンター・ヴァント ベートーヴェン交響曲第1番&第2番

目安時間:約 7分
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こんにちは。
ともやんです。

 

ギュンター・ヴァント(1912-2002)は、ドイツの名指揮者です。
個人的には、前年の2001年に亡くなった朝比奈隆に続いてヴァントも亡くなったことで、20世紀の巨匠の時代は終焉を迎えたと思います。

 

もちろんその後も1930~40代に生まれた、マゼール、アバド、小澤征爾、ムーティも巨匠には間違いありませんが、なにかカリスマ性や畏れ多いという感じが少なくなった印象を受けます。

 

だからでしょうか、ヴァントを聴くとなると覚悟を必要とし、例えばブルックナー、ブラームスでは80年代の録音は聴けれるけど、90年代になるとその演奏は神格化され、気軽に聴けない雰囲気があって、僕はブラームスは聴いたけど、ブルックナーはまだ聴けないでいます。

 

そしてベートーヴェン。

 

わぁ、楽聖ベートーヴェンと最後の巨匠ヴァントがタックを組むとその壁の厚さでおいそれと聴こうというところまで気持ちが高ぶらないのです。

だから僕の書棚には、もう何年も前に購入したヴァント&北ドイツ放送響のベートーヴェン交響曲全集が、でーんと鎮座したままです。

 

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ヴァントのベートーヴェンと日本ラグビーの快進撃

 

僕の愛読書「交響曲CD 絶対の名盤」福島章恭著は、毎日いろいろめくったり、参照できる部分に重しを置いたりと使い倒しているんで大分ボロボロになってきました。

 

でも本もそこまで読んでもられば本望だろうと、僕が死んだら一緒に燃やしてもらおうとまで思っています。

さて、その本のベートーヴェンの章で、福島氏が、ヴァント&北ドイツ放送響の演奏を高く評価しています。

しかし福島氏も正直にコメントの最初に次のように書かれています。

 

"「謹厳」「厳格」「気むずかし屋」「頑固者」・・・・・、ヴァントのイメージといえばそういう固いものばかりで、素晴らしいことは分かっても、気安く近づけない感がある。"
まさにその通りなのです。

 

でも、ここでヴァントのベートーヴェンを避けていたら、クラシックのヘビーリスナーとは言えません。

そしてそんな僕の背中を押してくれたのが、ラグビーのワールドカップで優勝候補アイルランドを破った日本チームの突破力です。

まあ、そんなことにまで力を借りるようじゃ情けないですが、とにかく意を決して聴きました。

 

まず、交響曲第1番と第2番。

おおおおおおおおおおっ!いい!

特に第2番が素晴らしいです。全てのパートが充実していて命を持っています。

 

ヴァント&北ドイツ放送響 ベートーヴェン交響曲全集

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
Symphony No. 1 in C Major, Op. 21

1.(08:40) I. Adagio molto - Allegro con brio
2.(08:28) II. Andante cantabile con moto
3.(03:29) III. Menuetto - Allegro molto e vivace
4.(05:49) IV. Finale: Adagio - Allegro molto e vivace
total(26:26)

 

交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
Symphony No. 2 in D Major, Op. 36

5.(11:37) I. Adagio molto - Allegro molto
6.(10:29) II. Larghetto
7.(03:40) III. Scherzo
8.(06:51) IV. Allegro molto
total(32:37)

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北ドイツ放送交響楽団 - North German Radio Symphony Orchestra
ギュンター・ヴァント - Gunter Wand (指揮)

【SACD】 ベートーヴェン:交響曲全集<完全生産限定盤> ギュンター・ヴァント 、 北ドイツ放送交響楽団

 

https://amzn.to/2AI7PTP

なお僕が所有している全集は、通常のCDでのセット。Amazonでは中古ですが、リーズナブルな価格で入手できます。

 

ギュンター・ヴァントの「ベートーヴェン:交響曲全集」は、1982年から北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者に就任したヴァントが、ブラームスの交響曲全集に次いで取り組み、1984年の「英雄」から1988年の第2番・第4番まで、5年がかりで綿密なスタジオ・セッションを積み重ねて収録されました。北ドイツ放送(NDR)との共同制作という形で収録されたため、納得のいくまで充分なテイクが積み重ねられた末に完成したこの全集では、スコアのあらゆる細部が吟味されつくし、緻密を極めたヴァントのベートーヴェン解釈が実際の音として表現されています。タワーレコードより

 

 

最後に

 

ヴァント&北ドイツ放送響のベートーヴェンの交響曲第1番と第2番を聴き終えて満足感でいっぱいです。これから聴き進めるのがとても楽しみになってきました。

 

福島氏も「交響曲CD 絶対の名盤」に書いています。

 

ひとたび心に汗をかきながら上り詰めるなら、その頂きは思いのほか見晴らしが良く、自由な空気に満ち、美しい花々に彩られていることが分かる。何よりも。地上よりも「天」に近づいた気がするのである。

 

最初、大げさなと思っていましたが、いまはこの通りだと納得しています。

 



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