クレンペラーの名盤 地響き立てて迫りくる 迫力のベートーヴェン

目安時間:約 8分
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20世紀が生んだ、歴史的な巨匠、オットー・クレンペラーは、
第2二次世界大戦の中、ユダヤ人ということで、

多くの音楽家が不運だったように
その働き盛りを不遇に送らなければなりませんでした。

 

しかも逃避先で大きな怪我をしたり、

大病を患ったりして、
数々の苦難に遭遇した人でもあります。

 

もし戦後、ウォルター・レッグという

EMIの稀代のプロデューサーと出会わなければ、
その名声は、現在のように残されなかったと思います。

 




クレンペラーの名盤 '55年レジェンド前の"運命"と第7番

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67

 

1.(08:04)I. Allegro con brio
2.(10:06)II. Andante con moto
3.(05:43)III. Allegro
4.(11:07)IV. Allegro
total(35:00)

 

フィルハーモニア管弦楽団 - Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー - Otto Klemperer (指揮)
録音: 6, 7 October, 17 December 1955, Kingsway Hall, London

 

********************************

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
Symphony No. 7 in A Major, Op. 92

 

5.(12:53)I. Poco sostenuto - Vivace
6.(09:27)II. Allegretto
7.(08:24)III. Presto
8.(07:58)IV. Allegro con brio

total(38:42)

 

フィルハーモニア管弦楽団 - Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー - Otto Klemperer (指揮)
録音: 5, 6 October, 17 December 1955, Kingsway Hall, London

 

『ナクソス・ヒストリカル・シリーズ - オットー・クレンペラー』

 

レビュアー: CD帯紹介文 投稿日:2010/03/01
堅忍不屈の意志をもって、身に降りかかる禍に屈せず送った生涯と同様、クレンペラーの生みだす音楽は、常に堅固でゆるぎないものでした。奇をてらわず、表層の演奏効果には目もくれず、スコアに真正面から向かい合った硬派な演奏の最右翼ともいえるこの「運命」。ベートーヴェンがわずかなモチーフから紡ぎ、展開させて巨像を築いていくさまが、あたかも青写真を手に取り眺めるように聴き取ることができます。第7はモノラル盤の復刻。「舞踏の聖化」とはいえ、こちらもいたずらに浮足立つことのない荘重な趣で、あたかも重装歩兵の舞のよう。いずれもフィルハーモニアとの最強のタッグとして残された遺産です。

 

マーク・オバート=ソーン復刻。英EMIからリリースされている名録音をモノラルのフォーマットで復刻。クレンペラーの力強い音楽と、覇気に満ちたフィルハーモニア管の演奏がリアルに蘇ります。当時は実験的にステレオ録音されたセッションもありましたが、時代の主流はやはりモノラルであり、この復刻はその良さを証明しています。

クレンペラーとフィルハーモニア管の長期にわたる関係は、1955年10月の一週間に集中して行われた、名高い「英雄」を含む名演揃いのセッション録音で始まりました。クレンペラーは常にベートーヴェンに対しては特別の敬意を抱き、当時ベートーヴェンの偉大な解釈者だと広く認められていました。とりわけ妥協の無い徹底ぶりと、作品構成と全体構造を非常に重視する客観的な姿勢が高い評価を受けていました。「第7番」の録音はモノラルと実験的なステレオの両方でテープ録音されましたが、この復刻ではモノラル盤を使用しています。一部のテイクは発売されたステレオ盤と異なったものが使われています。
タワーレコード (2009/04/08)

 

 

クレンペラーの名盤 覇気溢れるレジェンド前夜のベートーヴェン

 

オットー・クレンペラーの人生において
第二次大戦後、もしウォルター・レッグという
稀代のプロデューサーと出会わなかったら、
単に懐かしい指揮者で終わっていたかもしれません。

 

それが、今では20世紀を代表するレジェンドとして君臨するのは、
フィルハーモニア管との数多くの良好な録音が残されているからに他なりません。

 

そんなクレンペラーの伝説も'60年代に入り70代の中ごろから本格化しますが、

その少し前の録音には、レジェンド前の覇気溢れる演奏が残されています。

 

僕なんか、むしろこちらの方が好きなくらいです。

 

このベートーヴェンの第5番、第7番の2曲は剛毅で覇気溢れる演奏で、
凄まじいパワーを感じさせます。

 

第5交響曲のなんと力強いことか!

第3楽章のホルンの逞しさ、コントバスの地響きを立てるような響きは、
きれいごとではない、迫力が伝わってきます。

 

録音もモノラルながら、情報量も豊富で、運命に真っ向勝負するような
力強い演奏で、終楽章の高揚感も素晴らしいです。

ベートーヴェン・ファン必聴の名盤です。

 




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