フルトヴェングラーの名盤 ベートーヴェン第1番と英雄 世界遺産級

目安時間:約 5分
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僕が初めてフルトヴェングラーの

名前を聞いた、または見たのは、

中学時代に取っていたミュージックエコーという

月刊誌上だったと思います。

 

誌面で、ベートーヴェンの“運命”の有名なイントロについて
フルトヴェングラーとトスカニーニの違いをイラストで説明していました。

 

そのイラストでは、トスカニーニが、

特急列車のようにダダダダーンと行くのに
フルトヴェングラーは、音符のイラストもひとつひとつブルンブルンと

震えるように表現して、ダァダァダァーーーンというように表現していました。

 

僕は、クラシックを聴きは始めた頃から、
同じ曲でも演奏者で違うということを理解していました。

 

そしてフルトヴェングラーのLPを始めた購入したのが、
中学2年生の5月だったと思います。

 

購入したのが、ベートーヴェンの交響曲第3番“英雄”
しかも1944年ウィーンフィルとの演奏で、

有名なウラニア盤の音源だったのです。

 

この時のLPは、50年近く経つ現在も大事に持ていますし、
同じ音源のCDでも楽しんでいます。




フルトヴェングラーのベートーヴェン 第1番&第3番“英雄”

 

ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)

交響曲第1番ハ長調作品21

Ⅰ(07:50)Adagio molto-Allegro con brio
Ⅱ(07:19)Andante cantabile con moto
Ⅲ(03:25)Menuetto.Allegro molto e vivace
Ⅳ(06:17)Finale.Adagio-Allegro molto e vivace

 

交響曲第3番変ホ長調作品55“英雄”
Ⅰ(16:04)Allegro
Ⅱ(17:16)Adagio
Ⅲ(06:30)Allegro
Ⅳ(12:12)Allegro-Andante-Presto

 

 

 

 

ともに52年のEMI正規のスタジオ録音です。

 

フルトヴェングラーのライブで見せる、

激しさ時には力みは影を潜め、
スケールは雄大で、彫りの深い演奏です。

 

録音もモノラルですが、

正規の録音で、フルトヴェングラーの中での、
特に良好です。

 

もちろんその後のアナログ・ステレオ録音時代に比べれば劣りますが、
そんな録音にもかかわらず、中身の詰まった演奏を聴いていると、
フルトヴェングラーのベートーヴェンの演奏は、本当に素晴らしく、
もっと長生きしてほしかったと思わずにはいられません。

 

特に第3番「英雄」は、この曲最高の演奏と思います。
フルトヴェングラーでは、有名な1944年のウィーンフィルとの実況録音が
あり、そちらの方がよりドラマティックですが、

こちらはスタジオ録音ということもあり、より客観的で、
刻明さを増した演奏です。

 

でも、第1楽章の展開部では抉りの効いた情熱と第2楽章の葬送行進曲でも
表情の濃厚さが感動的です。

 

効かずに死ねない名盤ですね。



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