オイゲン・ヨッフムの名盤 モーツァルトの後期三大交響曲集は最高!

目安時間:約 11分
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僕は、J・S・バッハの『マタイ受難曲』が歌いたくて、
練習できる合唱団を探していましたが、

 

昨年の夏に、神奈川県の茅ヶ崎を拠点とする湘南シティ合唱団が、
2019年7月に定期演奏会で『マタイ受難曲』をやるということを知り、

8月に入団しました。

 

そして今日は、今年第1回目の練習でした。
もうあと半年しかないので、先生の指導にも力が入ります。

 

趣味とは極めるものだと思いますが、

音楽を極めることが一生の宝になると思います。

いや極めるという大げさですが、音楽は、充実して時間を提供してくれます。

 

さて、往年の巨匠の中でも

オイゲン・ヨッフムほど聴く人を

楽しい気持ちにしてくれる指揮者は少ないと思います。

 

今日は、ヨッフムがバンベルグ交響楽団を指揮した、

モーツァルトの三大交響曲のCDをご案内します。

 




オイゲン・ヨッフム モーツァルト交響曲第39番、第40番&"ジュピター"

 

オイゲン・ヨッフム(1902-1987)は、
ドイツの名指揮者で年代的にはベームとカラヤンの中間で、
ハンス・シュミット=イッセルシュテットと同世代です。

ヨッフムというと紳士的で温厚な印象があり、また情に厚いというイメージで、
僕がもし演奏家なら、ヨッフムかシュミット=イッセルシュテットの指揮で
演奏したいと思います。

 

 

また、そんな温厚なイメージに加え、ナチスの圧力の下では、
当時ハンブルク・フィルの首席指揮者で、

ハンブルク国立歌劇場の音楽総監督にも就任していましたが、

 

ナチスから上演を禁止されていた

ヒンデミット、バルトーク、ストラヴィンスキーなどの曲を

敢然と取り上げて上演するなど、反骨精神の持ち主でもありました。

 

また戦後は、バイエルン放送交響楽団の設立と育成に尽力し、

世界一級のオーケストラに育て上げました。

 

僕は、ヨッフムの演奏が好きで、
そこには音楽をする悦びが素直に表現されているからです。

 

世評の高いブルックナーの演奏でも、

格調の高さと誠実さの中に無邪気さも同居していて、

聴きながら思わず微笑んでしまいます。

 

このモーツァルトは80才の時の録音で、何もしてない様でありながら、
深さとコクに溢れています。

 

そして何と言っても音楽が健康的です。

 

フルトヴェングラーの演奏から感じる、妖しさや闇の深さはありません。

 

ヨッフムの演奏からは、大らかさとやすらぎ、楽しさ、喜び、そして情の厚さが
伝わってきて、ずっと聴いていたい気持ちになります。

 



オイゲン・ヨッフムの名盤 モーツァルトの三大交響曲集

 

 

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
交響曲第39番 変ホ長調 K. 543
Symphony No. 39 in E-Flat Major, K. 543

 

1.(11:19) I. Adagio - Allegro
2.(09:00) II. Andante con moto
3.(04:03) III. Menuetto: Allegretto
4.(07:53) IV. Finale: Allegro con spirito
total(32:15)

 

バンベルク交響楽団 - Bamberg Symphony Orchestra
オイゲン・ヨッフム - Eugen Jochum (指揮)
録音: March and November 1982, Kulturraum Bamberg, Germany

 

* * * * * * * * * *

 

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
交響曲第40番 ト短調 K. 550
Symphony No. 40 in G Minor, K. 550

 

1.(08:15) I. Molto allegro
2.(08:04) II. Andante
3.(04:52) III. Menuetto: Allegretto
4.(09:19) IV. Allegro assai

total(30:30)

 

バンベルク交響楽団 - Bamberg Symphony Orchestra
オイゲン・ヨッフム - Eugen Jochum (指揮)
録音: March and November 1982, Kulturraum Bamberg, Germany

 

* * * * * * * * * *

 

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
交響曲第41番 ハ長調 「ジュピター」 K. 551
Symphony No. 41 in C Major, K. 551, "Jupiter"

1.(12:15) I. Allegro vivace
2.(09:26) II. Andante cantabile
3.(04:55) III. Menuetto: Allegretto
4.(08:59) IV. Molto Allegro
total(35:35)

 

バンベルク交響楽団 - Bamberg Symphony Orchestra
オイゲン・ヨッフム - Eugen Jochum (指揮)
録音: March and November 1982, Kulturraum Bamberg, Germany

 

* * * * * * * * * *

 

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
5.(05:34) フリーメイソンのための葬送音楽 K. 477 5.
Maurerische Trauermusik (Masonic Funeral Music), K. 477

 

バンベルク交響楽団 - Bamberg Symphony Orchestra
オイゲン・ヨッフム - Eugen Jochum (指揮)
録音: March and November 1982, Kulturraum Bamberg, Germany

 

モーツァルト:交響曲第39番, 第40番, 第41番「ジュピター」/フリーメイソンのための葬送音楽(バンベルク響/ヨッフム)

 

■巨匠ヨッフムによるモーツァルト
オイゲン・ヨッフム(1902-1987)といえば、ステレオ期に入り、バイエルン放送響&ベルリン・フィル、さらにはシュターツカペレ・ドレスデンと、2度の交響曲全集を完成させた実績などから、「ブルックナー指揮者」としてのイメージが強烈ですが、同時にまた、ハイドンやベートーヴェンそしてモーツァルトといった古典派作品でも独特の風格ある音楽づくりがいまなおファンの根強い支持を集めています。ヨッフムによるモーツァルトの交響曲録音は、コンセルトヘボウ管(RCO)の首席指揮者時代(1961-1964)にセッション録音した第35番、第36番、第38番、第41番をはじめ、比較的数も多く、なかでもRCOとの1986年の来日公演で、ブルックナーの第7交響曲とともに演奏された第33番はとりわけ印象深いものがありました。キングインターナショナル

 

 



最後に

 

もう亡くなって10年以上経ちますが、指揮者の岩城宏之氏が、

オイゲン・ヨッフムのコンサート後の楽屋での
エピソードを自身のエッセイに書いていました。

 

演奏が上手くいって、楽団員たちとわいわい言いながら、
はしゃぎまわり、ステージ衣装から着替えさせようとする、
奥さんを手こずらせていたそうです。

 

その奥さんとの光景が、無邪気な子供をあやしながら、

着替えさせる母親にように見えて微笑ましかったそうです。

 

そして岩城氏は、それからブルックナーの交響曲を聴くとは、
真っ先にヨッフムの演奏を聴いたそうです。

 

ヨッフム&バンベルグ交響楽団のモーツァルト三大交響曲は最高です!



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