クラシック名盤 ベートーヴェン若き日の弦楽四重奏曲

目安時間:約 4分
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ベートーヴェンの作品は、9曲の交響曲、32曲のピアノソナタに加え、16曲の弦楽四重奏曲は、20代の初期から晩年に掛けて作曲されています。

 

そのためこの3つの分野がベートーヴェンの作品を語る上で、
最重要分野であることは間違いありません。

 

そのなかで、弦楽四重奏曲はある程度まとまった期間に創作されています。初期の第1番から第6番は、作品18の1から6で、1800年30才の時に完成されています。

 

1798年頃からベートーヴェンは、卓越したピアノ演奏と、モーツァルトやハイドンとは、一味違う新鮮な情熱を宿すベートーヴェンの作品に理解を示す人々が現れ、交流の環は広がっていきました。

 

ベートーヴェンと20代に知り合ったバイオリニストのシュパンツィヒ(1776-1830)は、1794年にリヒノフスキー候邸に組織された弦楽四重奏団のリーダーで、この頃短期間だが、ベートーヴェンにバイオリンの奏法を教えています。

 

シュパンツィヒは、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲をほとんど初演しているなど、ベートーヴェンの良き理解者でした。

 

一時ロシアに演奏旅行に行って、スマートだったシュパンツィヒが太って戻ってくると、自分の曲の中でからかったりするなど、ベートーヴェンとシュパンツィヒの間には、友情の絆もあったと思われます。

 

交友関係を広める中で、ベートーヴェンは、チェロ奏者のズメシュカルやバイオリン奏者アメンダとの交際も深まり、特にアメンダを通じてロブロヴィッツ侯爵家にも出入れするようになりました。

 

優秀な弦楽奏者の友人が増えることで、ベートーヴェンは、弦楽四重奏曲の分野にも進出して行くことになります。

 

1798年から作曲を始め、1800年、30才の時に、作品18として全6曲が完成しました。

同時期に作曲されたのが、交響曲第1番ですから、ベートーヴェン30才の1800年が、中期の作曲の森に入って行きます。

 

この初期の6曲の中では、僕が好きなのは、第4番ハ短調、第5番イ長調で、演奏は、クリアなサウンドと瑞々しい響きが魅力的なメロス弦楽四重奏団が、おすすめです。

 

僕は、ジュリアード弦楽四重奏のすっきりした演奏も好きですが、メロスの瑞々しさには一歩譲ると思います。

特にだ5番の第一楽章のチャーミングさは素晴らしいです。




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