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クルト・ザンデルリンクの名盤 ブラームス交響曲第1番 アナログ録音

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こんにちは、
ともやんです。

以前、音楽雑誌のアンケート調査で好きな曲ということで、見事ブラームスの交響曲第1番が1番でした。
コンサートでも盛り上がる曲ですね。
もちろん僕も好きですが、カラヤン的な豪奢で華やかな演奏は苦手ですね。
ブラームスはどちらかというとネクラでロマンティスト。
自分の想像の中で遊ぶ人だったと思います。実際に行動するよりも想像の中でロマンティックな夢を見る様な人だったのではと思います。
だから、暗いドイツの深い森を思わせる様な響きと長く暗い冬を連想されたりするような、堅実な演奏が好きですね。
そんなことで、ザンデルリンク&ドレスデンシュターツカペレが、永遠に残る名演だと思います。
まだ東西ドイツで別れていた時代。
東ドイツでは、音楽においては、そのまま古きよう時代の伝統と響きが残っていました。

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クルト・ザンデルリンク ブラームス 交響曲第1番

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68

1.(14:28) I. Un poco sostenuto – Allegro
2.(09:57) II. Andante sostenuto
3.(05:04) III. Un poco allegretto e grazioso
4.(17:23) IV. Adagio – Piu andante – Allegro non troppo ma con brio
total(46:52)

シュターツカペレ・ドレスデン – Dresden Staatskapelle
クルト・ザンデルリンク – Kurt Sanderling (指揮)
録音:1971年11月3日,6日

ブラームス:交響曲全集 クルト・ザンデルリング シュターツカペレ・ドレスデン

大伽藍のような構築美とみなぎるエネルギー。ブラームスのあらゆる魅力を湛えた比類なき名演がオリジナル・アナログマスターからの新規マスタリングで蘇る。全集としては初SACD化。

ザンデルリンク(1912-2011)がかつて首席指揮者を務めたドレスデン・シュターツカペレとともに1971~2年に録音した屈指の名演として知られる全集を初SACD化(第4番を除く)。

大伽藍のような構築美と横溢するエネルギー、まさにブラームスを聴く喜びの極みといえる演奏を本国のオリジナル・アナログマスターからハイビット/ハイサンプリングでCD層を含め、新リマスタリング。

全曲まとめたセットとしては初SACD化となります。

この盤は、クルト・ザンデルリンクとドレスデン・シュターツカペレがオイロディスクに残した唯一無比の名盤であり、日本では1973年の発売以来、何度も再発を繰り返してきた珠玉の音源です。

LP時代から特に日本で親しまれてきたブラームス演奏で、この盤に圧倒されてきたリスナーも多いことでしょう。発売当時より、オーケストラの音色はしばしば”いぶし銀”と評されることも多く、独特な音色と共に未だに聴き継がれている名演です。

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クルト・ザンデルリンクについて

指揮者のクルト・ザンデルリンクは、1912年現ポーランド領で当時東プロイセン・アリスに生まれています。しかし、第2次大戦前、母親がユダヤ人だったため、ソ連に亡命し、あのムラヴィンスキーの下で研鑽を積みました。

フィルハーモニア管とのベートーヴェン交響曲全集やこのブラームスの演奏から分かるように小細工を弄さず、まさに真っ向勝負で正攻法の演奏をする指揮者です。

そしてなんと言ってもドレスデン・スターツカペレの深みのあるくすんだ音色に魅せられます。
ブラームスはこうじゃなきゃ。
華やかなサウンドは似合わないよ。

くすんだ絵具を幾重にも重ね塗りしたような分厚いサウンドは、ブラームスの重厚なオーケストレーションによく合います。

ぜひ時空を超えて、蒼古たる響きに浸ってください。



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