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フルトヴェングラー ベートーヴェン”運命” ’47年5月の復帰コンサート

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こんにちは。

ともやんです。

 

ウィリヘルム・フルトヴェングラーが、1954年11月30日に亡くなって、もう63年近く経ちます。

 

中学生だった僕は、初めてフルトヴェングラーの名前を知って、LPレコードを購入したのが、1971年。

 

そのLPは、コロンビアレコードから出ていた、ウィーンフィルとのベートーヴェンの「英雄」。

 

1944年録音のもので、ウラニアの英雄として有名な録音でした。

そのLPは、いまでも大切に持っています。

 

でもそれからでも45年。

当時中学生だった僕は、60才で定年退職を迎えました。

 

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フルトヴェングラーの芸術探訪

 

初めてフルトヴェングラーの演奏に接して45年経つのに、
あまり彼の演奏録音を聴いてきませんでした。

 

僕にとってアイドルは、クレンペラーであり、ワルターであり、

バースタインであり、朝比奈隆でした。

 

つまりステレオ録音で聴くことができる指揮者たちでした。

 

でも、自分自身が年を重ねるに従い、そんなに良質ではない録音の中に、

何かを感じことが出来るようになりました。

 

そして、少しずつ、フルトヴェングラーのCDを集めだしたのがここ数年です。

 

敬愛する音楽評論家・故宇野功芳氏の名著「フルトヴェングラーの全名演名盤」を

バイブルにして、集め、最後は一気に107枚組のザ・レガシーをディスクユニオンで購入しました。
僕は、1万円前後で購入しましたが、Amazonでチェックするとかなり高額です。

入手するなら、中古市場をこまめにチェックした方がいいかもしれません。

 

Wilhelm Furtwangler: the Legacy

 

僕自身が60才になった節目にフルトヴェングラーの芸術を探訪する旅に

出発したわけです。

 

これは残りの人生を賭けるには十分で充実した旅になることでしょう。

 

 

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ベートーヴェンの運命 1947年盤

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67

 

1.(08:12) I. Allegro con brio
2.(10:50) II. Andante con moto
3.(13:53) III. Allegro – IV. Allegro
total(32:55)

 

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 25 May 1947

 

フルトヴェングラーは、ドイツ敗戦後、ナチスに協力した疑いで、
しばらく演奏が出来ませんでした。

 

しかし審議の結果、無罪となり

1947年5月25日に2年ぶりにドイツの楽壇に戻ってきたのです。

 

その時のプログラムが、オール・ベートーヴェンで、

エグモント序曲、交響曲第6番「田園」そして第5番「運命」でした。

 

古今の「運命」の中でこれほどの情熱と悲しみ、

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寂しさを内包して爆発した演奏はないでしょう。

 

107枚組ザ・レガシーの録音は、復帰3日目の5月27日の録音。

 

僕は、5月25日の録音も聴いていますが、完成度から言って27日盤かなと思います。

 

ただ、欲を言えば、演奏後の観客の万雷の拍手も入れてほしかった。

記録でもこの圧巻の演奏に対していつ果てるとない拍手で送られたそうです。

 

 

【SACD】 ベートーヴェン:交響曲第5番≪運命≫ ≪エグモント≫序曲/大フーガ [SACD[SHM仕様]]<初回生産限定盤>

 

2010年からリリースしてきたSA-CD~SHM仕様シリーズ。これまで紙ジャケットでリリースしてきた約200タイトルの中から、オーディオ・ヴィジュアル評論家麻倉怜士氏が50タイトルを厳選。シングル・レイヤー、グリーン・レーベルというディスクの仕様はそのままに、通常ケース仕様に変更し、価格もお求め安くしました。この機会に「別次元の音」をぜひお試しください。
第二次世界大戦中の1945年1月23日のBPO演奏会を最後にスイスへ亡命したフルトヴェングラーが、戦後ようやく1947年になってBPOにカムバックしたコンサートの第3日目の《運命》と《エグモント》序曲、そしてBPO創立70周年記念演奏会の第1曲の《大フーガ》という歴史的名演。

 



 


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