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朝比奈隆&新日本フィル ベートーヴェン交響曲第9番 愚直なまでの名演

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こんにちは、
ともやんです。

朝比奈隆が、1988年12月~89年5月まで新日本フィルと行ったベートーヴェン交響曲チクルスは、ライブ録音され発売されています。

僕はリリースされてすぐ購入しました。

なんども聴いていますが朝比奈隆のベートーヴェンの解釈を知るうえで、欠かせない名盤です。

9曲の中でも、第九が素晴らしいです。遅いです。

愚直なまでの名演です。

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僕自自身は、朝比奈さんの演奏がもっとも充実していたのは、70年代後半と思っています。

朝比奈さんも70歳前後の頃で、大阪フィルが楽団生命を掛けたヨーロッパ公演を行った時期でもあります。

録音で聴くその当時のベートーヴェンの英雄、ブルックナーの7番は、永遠の名演だとずっと思っています。

一方、新日本フィルとの全集は、朝比奈さん80才過ぎの録音。

穴だらけ、隙だらけ、ムラだらけの演奏ですが、そこに音楽の感動があるのは、朝比奈さんの人間的な大きさだろうと思います。

じゃ、だめな全集じゃないの?と言われそうですが、そうではない!

僕のベートーヴェン全集の愛聴盤なのです。

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朝比奈隆 新日本フィル ベートーヴェン 交響曲第9番

ベートーヴェン 交響曲全集 6 交響曲 第9番 「合唱付き」 朝比奈隆 新日本フィルハーモニー交響楽団

初出音源のCD化により朝比奈 隆(1908-2001)の生誕 110年を祝しその偉業を称える—1997-8年に新日本フィルと共演した《ベートーヴェン 交響曲全集》最終第6集は『第九』です。
朝比奈はこの作品について記しています。「この音楽を書いた人はこの創作の時期、すでに全く物音を聞くことが出来なかったと伝えられている。(中略)彼は何を聞き、何を視てこの不滅の音を書き留めたのだろうか。私はこの人こそ、このときに「神の閃光」を視、「神の声」を聴いたのだとしか思えない。」(「『第九』—-この不可思議なるもの」より)
生きる希望と勇気に満たされる、朝比奈の理想をまさに具現化した演奏—明晰な録音によるUHQCDでご堪能ください。

※現在、分販という形で出ています。

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貴方は欠点のない人間と付き合いたいとか、好きになりたいとか、愛したいと思いますか?

朝比奈さんの演奏には、多くの欠点を上回る感動と感銘がこの全集には、あります。

特に第九は、こんな遅くていいの!?と思うくらい。

普通70分前後の演奏時間の曲に79分も掛けています。

でも凄い演奏。何度も聴きたくなります。
僕の大好きな第九の演奏です。




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