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ショスタコーヴィチ 交響曲第7番 最大のスケールにして最高傑作!

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こんにちは、
ともやんです。

ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975)は、ソビエト連邦(現ロシア)を代表する作曲家のみならず、

20世紀を代表する作曲家でしかも、交響曲、弦楽四重奏曲においては、ベートーヴェンに匹敵する作曲家といわれるほど偉大な作曲家です。

今日ご紹介する、交響曲第7番“レニングラード”は、ショスタコーヴィチの全15曲の交響曲の中でも、最大のスケールを誇る力作です。

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レニングラード市に捧げられた ショスタコーヴィチ交響曲第7番

レニングラードがナチス・ドイツ軍の包囲を受けていた1941年7月に着手され、同年12月に完成、レニングラード市に捧げられました。

※サンクトペテルブルク(旧レニングラード)

ショスタコーヴィッチ自身により、当初は
第一楽章「戦争」
第二楽章「回想」
第三楽章「祖国の広野」
第四楽章「勝利」
というタイトルが付けられていました。

しかし、ショスタコーヴィチの場合、標題は考えなくてよいです。
ソ連当局の眼もあるので、言葉の奥に何が隠されているかわかりません。

彼の音楽は、言葉を超えて、普遍的な人間の苦悩や恐怖や憧れを表しているのです。

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ショスタコーヴィッチ最大スケールの第7番

ドミートリー・ショスタコーヴィチ – Dmitry Shostakovich (1906-1975)
交響曲第7番 ハ長調 「レニングラード」 Op. 60
Symphony No. 7 in C Major, Op. 60, “Leningrad”

1.(25:53) I. Allegretto
2.(10:25) II. Moderato (poco allegretto)
3.(17:33) III. Adagio – Trio: Moderato risoluto
4.(16:40) IV. (attacca) Allegro non troppo
total(70:31)

モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 – Moscow Philharmonic Orchestra
ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー管弦楽団 – German Youth Philharmonic Orchestra
ルドルフ・バルシャイ – Rudolf Barshai (指揮)
録音: 21-22 June 1991, Neues Gewandhaus, Leipzig, Germany

Shostakovich: Symphony No.7 ルドルフ・バルシャイ 、 ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー管弦楽団

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第8番と並び迫力ある戦争交響曲として人気を博す第7番『レニングラード』は、ショスタコーヴィチの書いた交響曲の中では最も規模の大きな作品です。

レニングラードがドイツ軍に包囲されたのは1941年9月のことで、以後、1944年1月まで包囲戦は続き、67万人とも100万人以上とも言われる市民が飢餓や砲撃、爆撃によって犠牲になっています。


※サンクトペテルブルク

ショスタコーヴィチは包囲戦開始の少し前に作曲を開始して約4カ月で完成、翌年、初演前に作品はスターリン賞1席を受賞し、続々と海外でも演奏されるようになり、1943年3月、ショスタコーヴィチはモスクワ音楽院教授に就任しています。

防衛戦のなまなましい光景に強い印象を受けて作曲されただけに、当初は各楽章に「戦争」「回想」「祖国の大地」「勝利」という副題が付され、プロパガンダ交響曲の様相も呈していましたが、のちに副題は撤回されています。

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ショスタコーヴィチの交響曲全集を選ぶなら

Shostakovich: Complete Symphonies ルドルフ・バルシャイ West German Radio Symphony Orchestra

ルドルフ・バルシャイ(1924-2010)は、ソ連ラビンスカヤ出身の指揮者でヴィオラ奏者でした。

ショスタコーヴィチに作曲を師事し、のちには交響曲第14番『死者の歌』の初演を行っています。

さらに弦楽四重奏曲の編曲などを通じてショスタコーヴィチと親交がありました。

その名指揮者、ルドルフ・バルシャイが、ベルティーニとのマーラー演奏で名高いケルン放送響を指揮した交響曲全集です。

バルシャイのショスタコーヴィチは、熱気あふれる名演として有名な第7番『レニングラード』ライヴや、自身の編曲版による弦楽四重奏曲集、といったアルバムがこれまでリリースされていました。

この交響曲全集はバルシャイの実力を真に知らしめるものとして非常に注目度の高いものです。



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