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ユロフスキ チャイコフスキー交響曲第1番と悲愴

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こんにちは、
ともやんです。

ウラディミール・ユロフスキって誰?

エレーヌ・グリモーのベートーヴェンの皇帝を聴いていて、その伴奏を担当した指揮者が、ウラディミール・ユロフスキです。

明快な指揮で、グリモーと合わせて指揮に惹かれました。

ところで、協奏曲のソリストは、ソリスト側から申し入れるのでしょうか?
それともオーケストラから指名するのでしょうか?

僕は、わかりませんが、グリモーは、このユロフスキにしろ、ネルソンスにしろ次の時代を担う実力者と組んでいます。

さて、今回ユロフスキ指揮ロンドン・フィルのチャイコフスキーの交響曲第1番と第6番”悲愴”を聴きましたので、簡単にレビューしたいと思います。

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ウラディミール・ユロフスキのプロフィール

ユロフスキは、1972年4月4日生まれですから、現在46歳。
中堅どころと言う感じでしょうか?

でも、一番脂ののった飛躍の時期でもあるでしょうね。

カラヤンもこの年で、ベルリンフィルの首席指揮者に就任しています。

また、父が指揮者、祖父が作曲家という家系に生まれているので、音楽的なDNAはしっかり持っているのでしょう。

また、なかなかのイケメンでしかもいかにも芸術家的な風貌は、カッコイイです。

以下、HMVで公開されているプロフィールを添付します。

【ヴラディミール・ユロフスキー】
1972年モスクワ生まれ。父は指揮者のミハイル・ユロフスキー。モスクワ音楽院で学び、その後、ドレスデンおよびベルリンに留学。

1995年、ロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場においてヴェルディの『ナブッコ』を指揮し、大成功を収めます。

その後、ベルリンをはじめ、ヴェネツィア、パリ、ブリュッセル、ドレスデン、ボローニャの名門歌劇場での成功が評判となり、若くしてロンドンのコヴェント・ガーデン、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座での華々しいデビューを飾り、オペラ指揮者としてゆるぎない名声を確立しました。

近年では、オーケストラ指揮者として、世界中の音楽ファンからカリスマ的人気を集めており、特に2007年から首席指揮者を務めるロンドン・フィルとの鋭利・精緻にして燃焼度の高い演奏を収めたライヴ録音が、日本をはじめとする世界中のクラシックファンから圧倒的な支持と人気を得ています。

これまでに、ベルリン・フィル、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団などの超一流オーケストラと客演を続けており、その動向が常に注目を集めています。
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に加え、エイジ・オブ・エンライトゥメント管弦楽団の指揮者、ロシア国立交響楽団の芸術監督、ジェルジ・エネスク音楽祭の芸術監督を歴任。また2017/18シーズンよりベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督に就任。

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ウラディミール・ユロフスキのチャイコフスキーの1番と6番”悲愴”

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第1番 ト短調 「冬の日の幻想」 Op. 13
Symphony No. 1 in G Minor, Op. 13, “Winter Daydreams”

1.(11:19)I. Allegro tranquillo (Dreams of a Winter Journey)
2.(11:13)II. Adagio cantabile ma non tanto (Land of Desolation, Land of mists)
3.(07:29)III. Scherzo: Allegro scherzando giocoso
4.(11:34)IV. Finale: Andante lugubre – Allegro maestoso
total(41:35)

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 – London Philharmonic Orchestra
ウラディーミル・ユロフスキ – Vladimir Jurowski (指揮)
録音: 22 October 2008, Live recording, Southbank Centre’s Royal Festival Hall and Snape Maltings Concert Hall, UK

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ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」 Op. 74
Symphony No. 6 in B Minor, Op. 74, “Pathetique”

1.(19:23)I. Adagio – Allegro non troppo
2.(07:57)II. Allegro con gracia
3.(08:37)III. Allegro molto vivace
4.(10:47)IV. Finale: Adagio lamentoso
total(46:44)

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 – London Philharmonic Orchestra
ウラディーミル・ユロフスキ – Vladimir Jurowski (指揮)
録音: 26 November 2008, Live recording, Southbank Centre’s Royal Festival Hall and Snape Maltings Concert Hall, UK

ユロフスキ&ロンドンフィル/チャイコフスキー交響曲第1番&第6番”悲愴”

CD帯紹介文 投稿日:2010/03/01
2007年にロンドン・フィルハーモニーの首席指揮者として就任した若きロシアの俊英、ウラディーミル・ユロフスキ。(父ミハイルも名指揮者として知られますが、実は弟も指揮者。着々と才能を伸ばしつつあり、こちらも注目されています)すでにLPOとはいくつかの録音があり、その迸る才能の片鱗を見せつけてはいたのですが、今作から始まるチャイコフスキーの交響曲全集録音で、いよいよ、その恐るべき真価を世に問うことになるでしょう。

さて満を持して登場、この第1集は「悲愴」と「冬の日の幻想」というカップリングです。「食わず嫌いをしないでください」といわんばかりのこの2曲の組合せにも並々ならぬ意欲が感じられるではありませんか。(あまり聴く機会のない第1番ですが、彼の演奏でとりこになる人も多いのでは。)まず第1番の冒頭、フルートとファゴットの印象的なメロディを聴いただけで、この演奏に引き込まれてしまうこと間違いありません。

曲全体に漲る高揚感、ライヴとは思えないほどの完成度の高さ、そしてスタイリッシュな解釈には舌を巻く他ありません。そして民謡から想を得た終楽章、いかにもチャイコフスキーらしい音楽なのですが、これがまた最高にカッコイイのです。第6番「悲愴」に関しては何も申し上げることはございません。陰鬱な美しさに覆われた世界にどっぷりはまってみてください。

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まとめ

ウラディーミル・ユロフスキ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団で、チャイコフスキーの交響曲第1番と第6番”悲愴”を聴きました。

まず第1番は、めったに聴かない曲で、ああ、こんな曲だったな、と思いながらも、
あれ、こんないい曲だっけ!?となり、どんどん引き込まれていきます。

即物的で透徹した美しさが堪らないのですが、なにか妖しい魅力に惹かれてしまします。

男性は、よく危険な香りのする女性に惹かれると言いますが、まさにそんな感じです。

6番の悲愴に関しても同じような印象を持ちます。

僕がすぐ思い出した演奏は、フランス人指揮者ジャン・マルティノンがウィーンフィルを指揮した名演です。

この曲の持つ陰鬱で重い部分をより明快にスタイリッシュに描いた名演でした。

CD帯の紹介文に

“陰鬱な美しさに覆われた世界にどっぷりはまってみてください。”

となっていますが、僕の印象は、そんな重いものではなく、なんか危険で妖しいスリリングな感じを受けました。

とにかく個人的には、これから注目していきたい指揮者です。




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