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クナッパーツブッシュ 名盤 ブラームス交響曲第2番が凄い!

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こんにちは、
ともやんです。

クナッパーツブッシュ(1888-1965)は、不思議な指揮者です。

これだけ知名度があるのに、関連書籍がありません。
Amazonで検索すると1冊ありました。

でもその芸術よりも政治と絡めての本です。
興味深いので中古を注文しました。

さて、今日は昨年4月に発売された『クナッパーツブッシュの遺産~ターラ編~最新リマスタリング(6枚組)』からブラームスの交響曲第2番をご案内します。

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クナッパーツブッシュの名盤 ブラームス交響曲第2番

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第2番 ニ長調 Op. 73
Symphony No. 2 in D Major, Op. 73

1.(15:28) I. Allegro non troppo
2.(10:35) II. Adagio non troppo
3.(05:50) III. Allegretto grazioso
4.(10:07) IV. Allegro con spirito
total(42:00)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berliner Philharmoniker
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)
録音: 26 March 1944

クナッパーツブッシュの遺産~ターラ編~最新リマスタリング(6枚組)

この型破りの大芸術を享受できない人は不幸である。(宇野功芳)
宇野功芳が選んだ怪物クナの“黄金の名演”CD、ターラ原盤からのリマスター復刻でよみがえる!

宇野功芳が選んだクナッパーツブッシュ(仏ターラ盤)の“黄金の名演”CD!2012年にキングレコードから「クナッパーツブッシュ至高の遺産(監修:宇野功芳)」(全10タイトル)で発売されましたが、その後ターラ(TAHRA)は活動を停止してしまい、輸入盤は入手困難になっていました。

今回、6タイトルが、キング関口台スタジオでの最新リマスタリングにより、6CD企画として復活!もともと復刻技術に定評あるターラ社の正規音源から音質面もさらに改善された、クナッパーツブッシュの「遺産」をこの機会にお忘れなきようお求めください。ブックレット(20ページ予定)には、宇野功芳&平林直哉、両氏による貴重な解説・批評文を掲載しています。

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クナッパーツブッシュのブラームスは、第3番がとくに有名で、録音数も多いです。次に第4番の型破りな演奏があります。

その中で、第2番も数種類あって、今回違うCDセットからの同じ音源のものを聴いてみました。

これは凄い演奏です。

ブラームスは、芸術家としては常識人で、破天荒なことをした人ではありません。
多分、シャイで内向的な人だったのでしょう。

でも、内面に激しい情念を持った人というのは、特にそれが反映しやすい、室内楽やピアノ曲に現れます。

クナッパーツブッシュは、交響曲第2番に潜む、ブラームスの情念をほじくりだしたような演奏です。

オーケストラは感情が波打つように演奏し、聴いていると心臓を鷲づかみされたように錯覚します。

ブラームスの第2番は、その曲想から『田園交響曲』などと言われることもありますが、クナッパーツブッシュの演奏で聴くと、とんでもないことです。

これはまさにブラームスの内面の情念をあぶりだした凄演です。



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