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アーノンクール ブルックナー交響曲第4番”ロマンティック”を聴け!

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こんにちは

ともやんです。

最初のころ、アーノンクールに対してのイメージは良くありませんでした。

古楽器演奏台頭の立役者で、鮮烈な演奏をする人、時には奇をてらったことをしたりへんちくりんなことをしたりする人というイメージを持っていました。

また、古楽器演奏を得意としレパートリーもバッハ中心に、ハイドン、モーツァルト、ベートヴェンまでの古典派を得意とするというイメージでした。

だから、アーノンクールのブルックナーと聞いて最初は驚きました。

しかし、聴いてみると感動しました。

アーノンクールのブルックナーは素晴らしい!

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ブルックナーの音楽は、ロマン派の音楽とは一線を画する

バッハを中心とするバロック音楽を得意とするアーノンクールが、なんでブルックナー?と疑問を持ちましたが、

福島章恭著「交響曲CD 絶対の名盤」の中でこのCDを扱っていて、そこへの記述で、なんとなく納得しました。

“ブルックナーの音楽が、パレストリーナ以来のポリフォニー音楽からの伝統を受け継いでいることを知るのも、もうひとつの魂の愉悦である。

このことは、コーラス活動の中で、珠玉のモテット集や偉大なミサ曲を歌われた経験を持つ方には、よく理解して頂けると思う。

どうかアーノンクールの瑞々しさを味わって頂きたい。”

 

僕は、現在合唱団に所属しているのでぜひコーラスでブルックナーの曲を歌いたいものです。

ブルックナーというと厚みのあるアルガン的な響き、どちらかというと重量級のイメージがありますが、アーノンクールの演奏は、まるでバロック音楽聴くような感じです。

僕は重々しい演奏は苦手なので、このアーノンクールの軽量級のブルックナーを聴いて、アーノンクールが好きになりました。

なお、軽量級=中身が薄いでは決してありません。

表面的には、軽さが感じるかもしれませんが、中身は深いです。

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ニコラウス・アーノンクール ブルックナー交響曲第4番『ロマンティック』

アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」 WAB 104 (1886年稿・ノヴァーク版)
Symphony No. 4 in E-Flat Major, WAB 104, “Romantic” (1886 version, ed. L. Nowak)

1.(17:46) I. Bewegt, nicht zu schnell
2.(14:36) II. Andante quasi allegretto
3.(10:32) III. Scherzo: Bewegt
4.(20:13) IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell
total(63:07)

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 – Royal Concertgebouw Orchestra
ニコラウス・アーノンクール – Nikolaus Harnoncourt (指揮)

ブルックナー: 交響曲第3,番 第4番, 第7番, 第8番 (TELDEC録音集成)<タワーレコード限定> ニコラウス・アーノンクール

TELDECに残した全ブルックナー録音を集成。3つのオケを振り分けた、アーノンクールにしかない至高のブルックナー観が炸裂!

1994年に録音された3番より突如始まったアーノンクールによるブルックナー録音は、予想通り様々な意味で話題になり、その論争は未だに現在も継続中です。スコアの意味を解きほぐしてゆくその音は、従来のブルックナー演奏史を覆すくらいスリリングで、また魅力的なものです。コンサートにおける単なる音の饗宴を排除した、明晰な理論と確信に基いたその解釈は一点の曇りもありません。全ての音楽ファンに捧げる、歴史を変えた貴重な演奏です。
録音年代順にTELDECに残した全4曲を網羅。ディスクの順番も録音順となっています。4番以外は入手が難しくなっておりました。「アーノンクール、ブルックナーを語る」の読み物も収録。今回、初出時の各盤の国内盤解説も全て収録しました。
タワーレコードより

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最後に

なんでも自分で確認してみることが大事です。

知り合いの女性で音大のピアノ科を出た人がいますが、先日話をしていたら、辻井伸行のピアノに対して、非常に低い評価のコメントをしていました。

その時点で、僕は辻井伸行のピアノ演奏は聴いていなかったのですが、いざ、ヴァン=クライバーン・コンクールのライヴを聴くと素晴らしいので、その女性その話をすると彼女自身が、辻井伸行の演奏を聴いていないことがわかりました。

僕のアーノンクールに対するイメージもそうです。

人が言っていたり、書かれていたことを鵜呑みにしないで、ちゃんと自分の耳で確かめることはとても大切なことです。



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