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朝比奈隆&NHK交響楽団 ブルックナー交響曲第4番 92歳の名演

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こんにちは。
ともやんです。

 

僕は、80年代に何度か、朝比奈隆のコンサートに行きました。
演目は、ブルックナーだったりベートーヴェンだったりしました。

僕が印象に残っているのは、読売日本交響楽団を指揮したベートーヴェンの交響曲第3番”英雄”でした。

それはそれは骨太で逞しい英雄でした。

 

しかし、残念ながらブルックナーではあまり感動しませんでした。

そしてこのN響との”ロマンティック”を聴いて、なんかわかったような気がします。

 

つまり理由はただひとつ、

 

僕のブルックナーの理解度は未熟だったため。

このN響とのブルックナーを聴いてわかったような気がします。

 

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朝比奈隆&NHK交響楽団 ブルックナー交響曲第4番”ロマンティック”

 

NHK交響楽団を指揮して入れたこの録音は、なんと朝比奈隆92歳に時の演奏です。
しかし、まったく高齢であること感じさせない、逞しい演奏です。

 

どちらかというと素朴でぶっきらぼうです。
そして内声部を充実しているので逞しさを力強さがあります。

 

最近聴いたネルソンスのブルックナーなど美しいですが、ただそれだけでした。

朝比奈のただ誠実に音を積み上げていくことを愚直に続けてきた、なんか凄みのようなものを感じるのです。

これは技術の高さだけで感じるものでないと思うけど、NHK交響楽団だから成し得た名演かもしれません。

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アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」 WAB 104 (1881年稿・ハース版)
Symphony No. 4 in E-Flat Major, WAB 104, “Romantic” (1881 version, ed. R. Haas)

1.(18:32) I. Bewegt, nicht zu schnell
2.(15:50) II. Andante quasi allegretto
3.(11:15) III. Scherzo: Bewegt
4.(20:46) IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell
total(66:23)

NHK交響楽団 – NHK Symphony Orchestra
朝比奈隆 – Takashi Asahina (指揮)
録音: 3, 4 November 2000, NHK Hall

 

ブルックナー:交響曲第4番

 

朝比奈隆といえば、ブルックナー。生涯にブルックナーの交響曲を200回近く演奏しています。このアルバムは2000年11月に行われた、NHK交響楽団第1417回定期公演のライヴ録音です。演奏当時、なんと92歳!その高齢をまったく感じさせない、安定感のある演奏。金管のハーモニーもオルガンのように荘厳に鳴り響いています。日本が誇る巨匠の、格式高い演奏をご堪能下さい。

 



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