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ミュンシュ&パリ管 ベルリオーズの幻想交響曲が凄すぎる

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こんにちは。
ともやんです。

ベルリオーズの幻想交響曲というとこの人を忘れてはならないでしょう。
フランスの名指揮者シャルル・ミュンシュ(Charles Munch 1891-1968)。

この人がパリ管弦楽団と録音した幻想交響曲が、手に汗握るスリリングな演奏で超おすすめです。

【CD】 ベルリオーズ:幻想交響曲 シャルル・ミュンシュ 、 パリ管弦楽団

 

ミュンシュは、現在フランス領アルザス州ストラスブール生まれの指揮者です。
フランスの指揮者と言われることが多いですが、生まれた時はドイツ領であり一家もドイツ系でしたが、ナチス・ドイツを嫌いフランスに帰化しました。

ただ幼少からヴァイオリンを学び、音楽活動は、ドイツのオーケストラのヴァイオリニストとしてスタート。のちにライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターまで務め、ワルター、フルトヴェングラーの棒の下で演奏していました。

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シャルル・ミュンシュ(1891-1968)の 経歴

ミュンシュは、1926年に指揮者としてパリデビュー。
奥さんはフランス人で、ネスレ創業者の孫娘。

1937年から戦後の46年までパリ音楽院管弦楽団の指揮者を務め、戦後アメリカのボストン交響楽団の常任指揮者となり、62年まで務めました。

だからのちに常任指揮者になる小澤征爾にも指揮を教えたことがあるそうです。

来日も3回あり、1960年ボストン交響楽団、62年単身で日本フィルを指揮し、66年にはフランス国立放送管弦楽団と公演を行っています。

67年にフランス国立放送管が解散し、パリ管弦楽団が組織されるとその初代常任指揮者となりましたが、翌年68年のアメリカ公演中に心臓発作に急死しました。

享年77歳。

70年にも日本フィルの招聘で来日が予定されていたので、その死は多くの方を悲しませ惜しまれました。

ただ、パリ管弦楽団とは、現在でも同曲の最高の名演と言われる2つの素晴らしい録音が残されているのがせめてもの幸いです。

それはブラームス交響曲第1番とベルリオーズ幻想交響曲です。

スリリングなテンポで緊迫する劇的な表現の幻想交響曲は、クレンペラーが全曲演奏時間を57分要するところを、ミュンシュは49分で駆け抜けていきます。

なおミュンシュ盤の終わり方が、クリュイタンスよりもクレンペラー盤よりももっとも痛快です。

同じ曲なのに指揮者が違えば、こんなに印象も感銘も違い、まるで違う曲を聴いている感覚になります。

だからクラシック音楽は、やめられないのです。

クレンペラー ベルリオーズ幻想交響曲 異端の名演

↑ ↑ ↑

ぜひ、クレンペラー盤と聴き比べて頂きたいです。

 

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ミュンシュ&パリ管弦楽団 幻想交響曲が凄すぎる!

エクトル・ベルリオーズ – Hector Berlioz (1803-1869)
幻想交響曲 Op. 14
Symphonie fantastique, Op. 14

1.(13:51) I. Reveries: Largo – Passions: Allegro agitato e appassionato assai
2.(06:17) II. Un Bal (Valse): Allegro non troppo
3.(14:54) III. Scene aux Champs: Adagio
4.(04:30) IV. Marche au Supplice: Allegretto non troppo
5.(09:47) V. Songe d’une Nuit du Sabbat: Larghetto – Allegro
total(49:19)

パリ管弦楽団 – Orchestre de Paris
シャルル・ミュンシュ – Charles Munch (指揮)

【CD】 ベルリオーズ:幻想交響曲 シャルル・ミュンシュ 、 パリ管弦楽団

 

「クラシック・マスターズ」シリーズ。本作は、指揮者シャルル・ミュンシュが得意とする曲のひとつであり、ボストンから母国に帰還し、パリ管弦楽団の初代音楽監督に任命された最初の演奏会での演目に選ばれたベルリオーズの幻想交響曲を収録したアルバム。ミュンシュの数多い名盤のなかでも名高い、熱気溢れる名演集。

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わぁ!アルトゥスから凄いCDが出ていました。
これはぜひ聴いてみたい!

ミュンシュ、パリ管完全版!
なんと、あの空前絶後の大演奏「幻想」は前プロだった。
当時の新曲ストラヴィンスキーを加え、パリ管お披露目演奏会が完全再現!
早くも空絶の人気盤となったミュンシュ&パリ管デビューCD(ALT 182)ですが、要望が多かった完全盤がついに登場。

ミュンシュが「幻想」をとりあげる時は幻想をトップに、中に最新の現代曲、しめに海かダフクロと云うのがミュンシュ独特のプログラミングの妙でございました。新マスタリングも大成功で爆発的大演奏にますます磨きがかかっております。

また新マスタリングではミュンシュの実演でのダイナミックスをよりリアルに再現する為広レンジの収録です。レコ芸読者投票第1位の名演をボリュームを下げてお楽しみください。
キングインターナショナル

 

ベルリオーズ幻想交響曲Op.14、シャルル・ミュンシュパリ管弦楽団(ライブ)

まとめ

ミュンシュは、練習嫌いだったそうです。
しかも本番では、リハーサルと違うテンポや表現を支持したこともあったそうです。

パリ管弦楽団との傑作として幻想交響曲と共に有名な、ブラームス交響曲第1番でも、あれ、音程が怪しいと感じる部分もあるくらいです。

実演では、長い指揮棒を使い、振り回すように指揮していたと言われます。
まさに指揮界のぶんぶん丸ですね。

そんなミュンシュに親しみを感じます。
もっと聴きたい指揮者です。

 



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