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ガーディナーの名盤 ベートーヴェン交響曲第7&8番

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こんにちは、
ともやんです。

ベートーヴェンの交響曲の中でも特異な人気を誇る曲が第7番の名盤をご案内します。

ベートーヴェンの交響曲では、第3番”英雄”、第5番”運命”、第6番”田園”、第9番”合唱”というようにベートーヴェン自身が付けたり、後年誰かが付けたにしろ、標題付きの曲が、もちろんが人気が高いですが、その中で第7番が、年によっては、”英雄”、”田園”よりも高い人気を集めています。

また、国内のコンサートでの演奏回数は、2018年の場合、第1位の第九の135回に次いで、第7番が、78回で第2位に躍進しています。なんと第5番の60回を抑えてですからりっぱです。

人気の秘訣は、個人的にはイ長調という調性で明るいことと、終楽章が盛り上がって締めくくるところかなと思います。

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ベートーヴェン 交響曲第7番&第8番

交響曲第7番のスケッチは、第4交響曲を書いていた、1806年頃にあったようです。

どこかで使おうと思っていたようですが、本格的に作曲を始めたのは、1811年頃からです。

つまり前作の第6番田園を作ってから3年も交響曲の作曲から遠ざかっていました。

それもこの時期、ナポレオン率いるフランス軍が、ウィーンに侵攻し、ベートーヴェンのパトロンたちもウィーンから逃れて

ベートーヴェンは財政的にも厳しく、精神的にも落ち着かない状態で、作曲もはかどらなかったようです。

その反面、1809年頃には、テレーゼ・マルファッティという大地主の娘と知り合い恋心を持つようんありました。

ベートーヴェンは、彼女のために「エリーゼのために」というピノ曲を作っています。

ただ18歳のテレーゼと40歳近い中年男の恋は実るはずはなく終わりとなりました。

ベートーヴェンは、外見とは裏腹に恋多き男だったようで、この失恋のあとに、1811年には恋人だったと言われているテレーゼ・フォン・ブルンスヴィックから彼女の肖像画を贈られ、生涯大切にしていました。

また戦争と失恋での傷をいやすため、テプリッツに保養に行った際、歌手のアマーリエ・ゼーバルトと再会し、優しく接してもらい再び作曲に専念することが出来るようになりました。

アマーリエ・ゼーバルトは、以前は「ベートーヴェンの不滅の恋人」とされていた女性です。

結局、第7番は、1812年には完成していたようで、非公開には、4月20日、ルドルフ大公の私邸で行われ、公開の初演は同年12月8日にウィーン大学行動で、戦争傷病兵のための事前演奏会で、ベートーヴェン自身の指揮で行われました。

一方、第8番は、第7番の完成後の1812年に短期間で作曲されました。

小規模な交響曲ですが、様々な試みが行われた曲でもあります。

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ガーディナーの名盤 ベートーヴェン交響曲第7&8番

ガーディナーのベートーヴェンは、切れ味の鋭い鮮烈な印象を与えてくれます。
当時、革命的な交響曲として、きっと聴衆の度肝を抜かしただろうことが想像できます。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
Symphony No. 7 in A Major, Op. 92

オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク – Orchestre Revolutionnaire et Romantique
ジョン・エリオット・ガーディナー – John Eliot Gardiner (指揮)

1.(13:09) I. Poco sostenuto – Vivace
2.(07:45) II. Allegretto
3.(08:30) III. Presto, assai meno presto
4.(09:07) IV. Allegro con brio
total(38:31)

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交響曲第8番 ヘ長調 Op. 93
Symphony No. 8 in F Major, Op. 93

5.(08:41) I. Allegro vivace e con brio
6.(03:46) II. Allegretto scherzando
7.(05:28) III. Tempo di menuetto
8.(06:17) IV. Allegro vivace
total(24:12)

オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク – Orchestre Revolutionnaire et Romantique
ジョン・エリオット・ガーディナー – John Eliot Gardiner (指揮)

【UHQCD】 ベートーヴェン:交響曲第7番・第8番<限定盤> ジョン・エリオット・ガーディナー

1994年度レコード・アカデミー賞大賞を受賞し”ベートーヴェン演奏の地平に、新たなスタンダードが現れた”称賛された交響曲全集からの分売。”ベートーヴェンの時代の楽器は個々の楽器が完全に他と区別できる響きをもっていて、その個別性のゆえに現代楽器よりもっと容易かつ直截にベートーヴェンの一連の思考を伝えることができ、透明さと説得力が増すのである”と語るガーディナーの、多くの研究の蓄積により生み出された演奏です。



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