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スタインバーグ ベートーヴェン交響曲全集より第7番 名演です

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こんにちは、
ともやんです。

ウィリアム・スタインバーグ(1899-1978)は、1899年ドイツのケルン生まれのユダヤ系のドイツ人指揮者です。

ユダヤ系ということで、ナチスの迫害に遭い、1933年にフランクフルト歌劇場からの引退を余儀なくされ、活動を制限されました。

そこで、1936年にイギリス委任統治領パレスチナに移住し、ヴァイオリニストのブロニスワフ・フーベルマンらと共にパレスチナ交響楽団(現イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団)を結成し、指揮者を務めました。

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スタインバーグ 第二次大戦後 アメリカで活躍

ウィリアム・スタインバーグの本名はハンス・ヴィリヘルム・シュタインベルク(Hans Wilhelm Steinberg)ですが、戦後はアメリカ中心に活躍したので英語名で知られています。

1945年から48年までバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督、48年から50年までロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、52年から76年までの長きに渡ってピッツバーグ交響楽団の首席指揮者・音楽監督を務めました。

ベートーヴェンの交響曲全集は、62年から66年に録音されたもので、LP時代には名盤とされていました。

輸入元の情報では、スタインバーグのベートーヴェンは、真面目で控えめなアプローチで批評家に温かく受け入れられたなんて、生ぬるい書き方をされていますが、僕が第7番を聴いた印象は、控えめな演奏などということはありません。

しっかり自己主張のある、覇気溢れる演奏で、魂の入った素晴らしい演奏です。

第7番以外では、第3番”英雄”(モノラル)や第8番(ステレオ)を聴きましたが、そこで感じたのはトスカニーニの影響です。
颯爽としたテンポ感と推進力。

スタインバーグは、NBC交響楽団でトスカニーニのアシスタントも務めていました。また創設に加わったパレスチナ交響楽団では、トスカニーニが客演しています。

そういう接点があったことから、僕は録音からトスカニーニの影響を感じました。

 

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スタインバーグ&ピッツバーグ交響楽団 ベートーヴェン交響曲第7番

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
Symphony No. 7 in A Major, Op. 92

1.(14:29) I. Poco sostenuto – Vivace
2.(08:36) II. Allegretto
3.(07:31) III. Presto, assai meno presto
4.(07:02) IV. Allegro con brio
total(37:38)

ピッツバーグ交響楽団 – Pittsburgh Symphony Orchestra
ウィリアム・スタインバーグ – William Steinberg (指揮)
録音: 1962

【CD】 ベートーヴェン: 交響曲全集 ウィリアム・スタインバーグ 、 ピッツバーグ交響楽団

 

スタインバーグの”幻の名盤”、DGより初CD化

ウィリアム・スタインバーグとピッツバーグ交響楽団は1952年に35ミリ・マグネティック・フィルムによるベートーヴェン交響曲全曲録音を始めました。スタインバーグのベートーヴェンに対する真面目で控えめなアプローチは批評家に温かく受け入れられ、作品自身に語らせる指揮者として高く評価されました。しかしLPとして名盤とされながら、なかなかCD化の機会に恵まれませんでした。今回ドイツ・グラモフォンからの初めてのCDとして、1960年代にCommand Classicsに録音されたスタインバーグのベートーヴェン交響曲ツィクルスが発売されます。CD5枚組BOX。



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