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ネルソンス&ウィーンフィル ベートーヴェン交響曲全集より

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こんにちは。
ともやんです。

アンドリス・ネルソンス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のよるベートーヴェン生誕250周年を記念して発売された交響曲全集です。

ネルソンス&ウィーン・フィル/ベートーヴェン: 交響曲全集 [5CD+Blu-ray Audio]<限定盤>

僕は、第1番から第6番”田園”まで聴きました。
録音は、最初が第6番”田園”で2017年3月。最後が、第1と第2が、今年2019年4月2日~7日に録音されています。

全体的にウィーンフィルの美しい響きをベースにした正統的で端正な演奏です。

僕は、グリモーのピアノによるブラームスのピアノ協奏曲の伴奏者として初めてネルソンスを聴き、注目していました。

ボストン響とのブラームス交響曲全集は、正統的な解釈で将来の巨匠と思いました。
しかし、ゲヴァントハウス管とのブルックナーはいまいちでした。

だから余計このベートーヴェン全集ではどんな演奏するのか注目していました。

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ネルソンスは、往年の名指揮者を超えられるか!?

アンドリス・ネルソンスによる全集は、第1から第6では、残念がら過去にウィーンフィルと全集を録音した往年の名指揮者の演奏を凌ぐものではありませんでした。

なんかやってくれるんじゃないか?と期待した人は拍子抜けするでしょう。

過去にウィーンフィルと全集を録音したのは、ハンス・シュミット=イッセルシュテット、カール・ベーム、レナード・バーンスタイン、クラウディオ・アバド、サイモン・ラトルという巨匠たちで超えるのは無理としても並んで欲しかった、というのが正直な気持ちです。
個人的には第1から第6では、ラトルよりもおすすめです。

6曲聴いたうち素晴らしいのは、第2、第4、第6で、特に第6番”田園”は最高に素晴らしいです。

遅めのテンポで、情感豊かに歌い上げる田園で、ウィーンフィルの美しく豊かな響きを思う存分味わえます。

一方、第3番”英雄”、第5番は、逆に端正過ぎて面白くなく、”英雄”なら同じ路線のシュミット=イッセルシュテットの深さや味わいが欲しいし、違うアプローチならバーンスタインのような覇気と深い情感が欲しいところです。

第5もベームのような深い味わいがほしいところです。

ただ田園は素晴らしいのでこの録音が分売ならおすすめです。

第7、第8、そして第9を聴いていないので全集としておすすめするかどうか迷っています。

全集を全てを聴いて改めてコメントしたいと思います。

なお、ウィーンフィルによる全集のおすすめは、

ハンス・シュミット=イッセルシュテット&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音1965年~69年
【SACDハイブリッド】 ベートーヴェン: 交響曲全集 (第1番-第9番《合唱》)<タワーレコード限定>

レナード・バーンスタイン&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音1977年~79年
【CD】 ベートーヴェン: 交響曲全集 [5CD+Blu-ray Audio]

オーソドックスな演奏ならハンス・シュミット=イッセルシュテット。
力強いベートーヴェンを求めるならバーンスタインがおすすめです。

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ネルソンス ベートーヴェン交響曲全集より第6番”田園”

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第6番 ヘ長調 「田園」 Op. 68
Symphony No. 6 in F Major, Op. 68, “Pastoral”

1.(09:45) I. Awakening of Cheerful Feelings Upon Arrival in the Country: Allegro ma non troppo
2.(12:20) II. Scene by the Brook: Andante molto mosso
3.(05:08) III. Merry Gathering of Country Folk: Allegro
4.(03:38) IV. Thunderstorm: Allegro
5.(10:05) V. Shepherd’s Song: Happy and Thankful Feelings after the Storm: Allegretto
total(40:56)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
アンドリス・ネルソンス – Andris Nelsons (指揮)
録音: 18-23 March 2017, Grose Musikvereinssaal, Vienna, Austria

ネルソンス&ウィーン・フィル/ベートーヴェン: 交響曲全集 [5CD+Blu-ray Audio]<限定盤>

ウィーン・フィルを振ったベートーヴェンの交響曲全集は、ドイツ・グラモフォンにはベーム、バーンスタイン、アバドといった巨匠が振った全集がありましたが、記念すべきベートーヴェン生誕250年を記念する今回の指揮者として白羽の矢がたったのは、現在、ボストン交響楽団音楽監督とライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターを兼任するラトヴィア出身の40歳、アンドリス・ネルソンス。

ドイツ・グラモフォンにはボストン交響楽団とのショスタコーヴィチ交響曲全曲録音と、ゲヴァントハウス管弦楽団とのブルックナー交響曲全曲録音が進行中で、現在最も勢いに乗っているトップ指揮者です。伝統の響きの中に若々しくスマートな風を吹き入れた21世紀のベートーヴェン像を打ち立てています。
(ユニバーサル・ミュージック/IMS)



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