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レイボヴィッツの名盤 ベートーヴェン交響曲全集より第3番”英雄”

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こんにちは、
ともやんです。

ルネ・レイボヴィッツ指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン交響曲全集
1961年録音
録音技師:ケネス・ウィルキンソン

Beethoven: The 9 Symphonies ルネ・レイボヴィッツ 、 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

本セットは、アメリカのリーダーズ・ダイジェストによる通信販売用の録音。

当セットは、出来合いの再使用ではない新規の録音で、製作スタッフの心意気がひしひしと感じさせる演奏と録音になっています。

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レイボヴィッツのベートーヴェン交響曲全集 痛快!爽快!

指揮者のレイボヴィッツは、1913年ポーランド・ワルシャワ生まれで72年没。

シェーンベルクとウェーベルンに作曲を、ラヴェルに管弦楽法を、モントゥーに指揮法を学びました。

レイボヴィッツは作曲と指揮法において偉大なるつなぎ役でした。

作曲では、シェーンベルク直伝の12音技法をブーレーズをはじめとする多くの作曲家に伝授。
指揮は、モントゥーゆずりの戦前の古い情趣をそぎ落とし、冷たくつかまえ直しブーレーズらへのと伝授しました。

古楽器演奏に親しんできた現代のリスナーには、それほどではないと思いますが、ベートーヴェンのスコアから伝統、慣習などの垢をそぎ落としたようなスカッとした演奏で、速いテンポで颯爽と進める演奏には、60年代当時のリスナーには、とても斬新に聴こえたことと思います。

この3番“英雄”も普通50分前後を要する演奏時間も43分ほどで駆け抜けています。

この颯爽とした演奏は、テンポが速いにも関わらず、急き立てる感じはなく、細部もきちんと描き切っています。まさに凝縮した演奏ですね。

聴かずに死ねない名盤です。

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ルネ・レイボヴィッツの名盤 ベートーヴェン交響曲第3番”英雄”

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(13:55) I. Allegro con brio
2.(15:40) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:40) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(11:48) IV. Finale: Allegro molto
total(47:03)

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 – Royal Philharmonic Orchestra
ルネ・レイボヴィッツ – Rene Leibowitz (指揮)
録音: April – June 1961, London, England, United Kingdom

Beethoven: The 9 Symphonies ルネ・レイボヴィッツ 、 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

この記事を書く当たり、改めて聴き直しましたが、なんと気持ちの良い演奏か。
この英雄交響曲にまつわり逸話など関係なくなります。
純粋に曲の素晴らしさも堪能できる名演です。



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