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小林研一郎の名盤 ベートーヴェンは凄い!第7番の名演と唸り声

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こんにちは、
ともやんです。

昨日2018年12月31日は、2015年の大みそかから4年続けて、
「ベートヴェンは凄い! 全交響曲連続演奏会」
を聴きに上野の東京文化会館に行ってきました。

※開演前の東京文化会館

この演奏会は、2003年に始まり、故岩城宏之氏が、初めて全曲を演奏して、彼の他界後、小林研一郎が、一人で演奏を続けています。

小林研一郎は、2007年から始めて今年で11回目。
2010年だけは指揮していませんが、2011年からは8年連続になります。

僕は、朧げに情報は知っていたのですが、実際にチケットを買って行ったのが2015年からでした。

主催者の三枝成彰氏もステージで行っていましたが、チケット代だけでは賄えず、多くの企業からの協賛がないと開催できないと言っていましたが、

実際チケットは、高くありません。

一番高い席でも2万円で、僕はいつも5000円の席を取っています。

普通のコンサートの3回もしくは4回分の量を聴くことが出来るのですから、安いものです。

そして、聴き終わると、また来年も来られるように頑張ろうと思ってしまいます。

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小林研一郎のみる 指揮者とオーケストラの関係

昨日のコンサートは、ベートーヴェンの9つの交響曲全曲を演奏するわけですから、
開演から、閉演まで11時間を要します。

続けて演奏すれば6時間ほどでしょうが、さすがにそんなことは出来ない、当日のスケジュール表を添付。

こんな感じで、うまく休憩を入れて、11時間という長丁場を乗り切ました。

さて、休憩時間にロビーに行く途中、周囲の観客の話が耳に届きました。

女性と男性の中年のカップルで、

女性の方が、
「コバケンさんほど、オーケストラに気配りできる人はいない。
だから、どこのオーケストラにも愛されるんだわ。」
男性「そうだね」
という会話でした。

なるほど、僕はプロのオーケストラのコンサートは、この年末の「ベートーヴェンは凄い!」しか行かないけど、小林研一郎は、演奏が終わると各パートの場所に行ってねぎらいの言葉を掛け、観客にその奏者をアピールしています。

そしてその奏者が少し照れながら、観客の拍手を受けるということをしています。

もしかして、こんなことは、他の指揮者はしないのかもしれません。

小林研一郎ほどの世界的な指揮者ですから、練習も緩いはずがありません。

きっと厳しいものでしょう。

でも、演奏が終わってその労をねぎらってもえられば、またこの人と一緒にやろうという気持ちになるのではないかと思います。

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小林研一郎の名盤 ベートーヴェンは凄い!第7番が超名演!

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
Symphony No. 1 in C Major, Op. 21

1.(10:32) I. Adagio molto – Allegro con brio
2.(07:39) II. Andante cantabile con moto
3.(03:53) III. Menuetto: Allegro molto e vivace
4.(06:31) IV. Adagio – Allegro molto
total(28:35)

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 – Czech Philharmonic Orchestra
小林研一郎 – Ken-Ichiro Kobayashi (指揮)

* * * * * * * * * *

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
Symphony No. 7 in A Major, Op. 92

5.(13:17) I. Poco sostenuto – Vivace
6.(09:25) II. Allegretto
7.(08:45) III. Presto, assai meno presto
8.(07:15) IV. Allegro con brio
total(38:42)

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チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 – Czech Philharmonic Orchestra
小林研一郎 – Ken-Ichiro Kobayashi (指揮)

ベートーヴェン:交響曲第1番, 第7番(チェコ・フィル/小林研一郎)

 

70歳を迎えた小林研一郎のベートーヴェン交響曲全集第3弾!
2011年4月、交響曲第1番と第7番のカップリングで行われた演奏会では枯渇することのない小林の渾身のエネルギーと情熱が捧げられ、ドヴォルザークホールの満場の客席が大いに沸きました。2010年4月で小林は70歳の誕生日を迎えてからちょうど一年、その円熟と、ヨーロッパの伝統とが見事にブレンドした極上のベートーヴェン演奏をお届けいたします。オクタヴィア・レコード

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小林研一郎のなぞ 演奏中に聴こえる不思議な音

コバケンさんの九州交響楽団を指揮したベートーヴェンの第九を聴いていると、なんか不思議な音が聞こえてきます。

なんか、唸っているような歯ぎしりしているような、ウウウウ、ともギリギリとも聞こえる音です。

CDの解説文にも、CDを紹介、販売しているサイトでも、特に触れられていないのですが、僕は、多分、コバケンさんの唸り声だと思っていました。

指揮者や演奏家が、良く演奏中に唸り声などを発することは珍しいことではなく、グレン・グールドなどは、有名です。

また先日、アリス=紗良・オットのピアノ独奏曲のCDで息遣いがかすかに聞こえたように思い、ちょっと興奮しました。

実は、今日紹介しているチェコフィルとの演奏でも第4楽章にその唸り声的なものが聞こえます。

そして、昨晩、ライブではっきり聴き取りました。
同じ第7番の第3楽章と第4楽章で、CDと同じ音が聞こえたのです。

明らかにコバケンさんの唸り声と断定します。

小林研一郎の第九 九州交響楽団のライブ 炎のコバケン 魂の名演

↑ ↑ ↑

僕は書いたブログでも触れていますが、この演奏では、唸り声は頻繁に出てきます。

最後に

年末は、やっぱりベートーヴェンの第九です。

※第九のステージ。合唱団用に演台が設けられた。

小林研一郎指揮岩城宏之メモリアル・オーケストラの演奏が終わったのが、2018年12月31日23時55分ころ。

出演者が、観客の拍手に応えているとき、コバケンさんは、会場の時計をちらっと見て、観客の拍手を制し、

「まだ、なるかならないかですが、あけましておめでとうございます。」
と年始の挨拶をされました。

2019年に向けて、元気をもらえたコンサートです。

2019年12月31日も、上野の東京文化会館にいることを願わずにいられません。



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