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小澤征爾 サイトウキネンオーケストラ ベートーヴェン交響曲第7番

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こんにちは、
ともやんです。

小澤征爾のCDジャケットを観ながら、おじいちゃんになられたなぁ、と感慨深いものを感じます。

それもそうで、今年の9月1日で85歳になられます。

細身の身体から、長髪を振り乱しながら、でも決して興奮するでもなくしなやかなバトンさばきが脳裏によみがえってきます。

結局、いままで小澤さんの実演には一度しか接していません。

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小澤征爾の実演に接して

もう30年ほど前の日フィルとのコンサートでベートーヴェンの”英雄”を聴いただけでした。

当時小澤さんは、50代半ば。

颯爽として指揮ぶりで、スマートで風通しの良いベートーヴェンを聴かせてくれました。

まだ若かった僕は、こんなのベートーヴェンじゃない!なんて思ったものです。

でも、そんな僕も還暦を超えました。

最近は、そんな小澤さんの演奏が気に入っています。

今日ご紹介する、2016年8月のサイトウキネンオケとの第7番は、第3楽章のみ聴きました。

なんか仙人のような演奏です。

なにかも悟り切ったような軽さがあります。

それは、軽快とか軽薄とは違う軽さなのです。

解脱したような、と表現すれば良いのでしょうか?
俗世間を天空から見下ろしているような、という表現が良いのでしょうか?

しかもその軽さに儚さも感じられて聴いていて悲しくもなる演奏です。

そして、その2016年より23年前に演奏された、同じサイトウキネンオケとのライブでベートーヴェン第7番も合わせて聴きました。

これは、僕が実演を聴いた時よりも少し後です。

やはり洗練されたスマートな演奏ですが、漲り力強さを内包しています。

まだまだ煩悩の塊を感じます。

そして23年後、81歳との時演奏は、やはり全曲聴いたいいものです。

小澤さんの人間としての歩みを見ることが出来るでしょう。

小澤征爾85歳記念リリース ベートーヴェン7番

ベートーヴェン生誕250周年記念。
マエストロ・オザワ85歳記念リリース!

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
1. レオノーレ序曲 第3番 作品72b
2. 交響曲 第7番 イ長調 作品92

サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:小澤征爾
録音:2016年8月(2)、2017年8月(1) キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)〈ライヴ・レコーディング〉

※CDとハイレゾにも対応できる高品質のUHQCD x MQA-CDも同時に発売されます。

ベートーヴェン: 交響曲第7番、レオノーレ序曲第3番 小澤征爾 、 サイトウ・キネン・オーケストラ

ベートーヴェン:交響曲第7番、レオノーレ序曲第3番 [UHQCD x MQA-CD]<生産限定盤> 小澤征爾 、 サイトウ・キネン・オーケストラ

1992年より長野県松本市で毎夏開催されてきた『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』(SKF)が2015年より『セイジ・オザワ松本フェスティバル』(OMF)となって2年目、通算25回目の開催となった2016年のベートーヴェン交響曲第7番。

当初予定のブラームス交響曲第4番から小澤総監督の体調を考慮して演目が変更された交響曲第7番はサイトウ・キネン・オーケストラとは1993年以来23年振りの再演/再録音となりました。また、小澤征爾にとってベートーヴェン交響曲第7番は他に水戸室内管弦楽団との2014年ライヴ録音があります。

カップリングは2017年OMFのレオノーレ序曲第3番を収録。こちらも1998年SKFから19年振りの再演/再録音です。
ユニバーサル・ミュージック

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ベートーヴェン:交響曲第2番&第7番 小澤征爾

なお、交響曲第7番に関して、同じ音源で、Blu-ray Discでも発売されています。

こちらは80歳誕生時の映像特典も付いています。

特典映像
ベートーヴェン:合唱幻想曲 ハ短調作品80
小澤征爾(指揮)
サイトウ・キネン・オーケストラ
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
リディア・トイシャー(ソプラノ)
三宅理恵(ソプラノ)
ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)
福井敬(テノール)
ジャン=ポール・フシェクール(テノール)
マティアス・ゲルネ(バリトン)
OMF合唱団
収録:2015年9月1日、キッセイ文化ホール、ライヴ
マエストロ・オザワ 80歳バースデー・コンサート

・マエストロ・オザワ 80歳バースデー・セレブレーション



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