メルマガ登録

クーベリック マーラー交響曲全集 半世紀語り継がれた名盤

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

ラファエル・クーベリック(1914-1996)は、チェコ出身の大指揮者で、それこそクラシック音楽を聴き始めた頃から名前はよく知っています。

しかし、そこまでで、積極的に聴くことはありませんでした。

モーツァルトやドヴォルザークなどよく聴いたと思います。

あとアリアCD店主おすすめのマーラーの交響曲第9番も一時よく聴いたかな。

でも、どうもクーベリックの芸術が理解できないままでいる感じです。

スポンサーリンク

クーベリックのマーラー その芸術の真髄を追い求めて

クーベリックは、ボヘミア出身の作曲家マーラーをまだいまほど注目されていないころから、取り上げてきました。

そして1967年から71年に掛けて、バイエルン放送交響楽団と全集を録音しました。

これはドイツのオーケストラによる最初の全集です。

発売以来50年近く経つ名盤で、昨年12月に音質も改善され再発発売されました。

ちょうどこれはいい機会と思い、この全集を入手し、早速第1番『巨人』から聴き始めました。

マーラーの全集というと僕はバーンスタインの新しい方の全集も持っています。

バーンスタインはユダヤ人、クーベリックはチェコ出身。

共にマーラーと縁のあるつながりをもつ二人の解釈は、表面的には両極端のように感じます。

本当にそうなのか、それとも共通点はあるので、これから二人のマーラーに対するアプローチを聴き込んでいきたいと思います。

クーベリックの『巨人』は、オーケストラの響きの自然な美しさに心惹かれます。
また、曲想と曲想のつなぎ部分のちょっとしたところにも心が通った演奏で、

マーラーへの敬愛の念をしみじみと感じさせる演奏です。

スポンサーリンク

クーベリック マーラー交響曲全集 ドイツオケ初

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
Symphony No. 1 in D Major, “Titan”

1.(14:38) I. Langsam, schleppend
2.(07:06) II. Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell
3.(10:36) III. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
4.(17:38) IV. Sturmisch bewegt
total(49:58)

バイエルン放送交響楽団 – Bavarian Radio Symphony Orchestra
ラファエル・クーベリック – Rafael Kubelik (指揮)

マーラー:交響曲第1番 – 第10番(プロクター/マティス/トーマス/モリソン/ケッケルト/バイエルン放送響/クーベリック)

ドイツ楽団で演奏・録音された初のマーラー・ツィクルス。全曲収録のBDオーディオ付き

ラファエル・クーベリックによるマーラーの交響曲集の録音は1967年から1971年の間に行われ、高い評価を得てきました。

発売から半世紀経った今なお語り継がれている録音です。クーベリックはまだマーラーの音楽が注目されていない時から、これらの音楽を熱心に擁護しました。

この録音がドイツの楽団で演奏・録音された最初のマーラー・ツィクルスであることも特筆すべきことです。今回は交響曲全曲を収めた24bit/96kHzのBDオーディオも初めて発売されます。

80ページのブックレット(英語、ドイツ語、フランス語)には、歌詞対訳、カール・シューマンとコンスタンティン・フローロスによる解説付き。キャップBOX入りオリジナル・ジャケット。CD10枚組とBDオーディオのセット。
ユニバーサル・ミュージック/タワーレコードより

最後に

マーラーの交響曲全集というと、まずバーンスタインは挙げられるでしょう。

僕も何度も聴いていますが、どうも特定の曲だけになってしまいます。

これから、バーンスタインとクーベリックというマーラーを得意とした指揮者を聴き比べ、二人のマーラーへの想いをどこまで知ることができるか楽しみです。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました