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ラフマニノフ ピアノのための前奏曲集 ピアニスト ネボルシンの名演

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ラフマニノフは、まさに音楽をやるために生まれてきたような人です。

 

大作曲家にして大ピアニスト、そして指揮者としても才能を発揮しました。

 

ピアノ科出身ながら、10代から作曲活動を始め、モスクワ音楽院での課題作品としてわずか二週間でオペラ『アレコ』を作曲、卒業後まもなくぴあののための前奏曲嬰ハ短調を発表しました。

 

これが一気にラフマニノフの人気を高めました。

 

そして23歳にして初めての大作、交響曲第1番ニ短調を完成し、初演は大作曲家グラズノフが指揮を託しました。

 

しかし、この初演が大失敗。

 

ラフマニノフ本人は、グラズノフの指揮のまずさを指摘していましたが、自身は、この失敗を深刻に受け止め、以降3年間、ほとんど作曲活動はしませんでした。

 

才人ラフマニノフですから、作曲しなくてもピアニスト、指揮者として音楽史になお残したと思いますが、後世の人への素晴らしい贈り物は無くなっていたかもしれません。

 

しかし、ここでラフマニノフを救ったのが、催眠術の専門家として知られる精神科医ニコライ・ダーリでした。

 

ダーリ自身、アマチュア音楽家としてチェロを嗜む人だったので、ラフマニノフと音楽について語り合うことが出来たのです。

 

ダーリは、ラフマニノフとの面会を通じて仕事への意欲と自信を回復させることに努めました。

 

そのダーリのもとに通うこと1ヵ月半、この心理療法の成果として生まれたのが、不朽の名作ピアノ協奏曲第2番だったのです。

 

初演が大成功し、客席にはダーリもいました。

 

そして終演後、ダーリがラフマニノフから渡されたのが、ピアノ・スコアでその表紙には、

『ラフマニノフ 協奏曲ハ短調 ニコライ・ダーリに捧ぐ』とありました。

 



ラフマニノフ ピアノのための前奏曲の名盤 ネボルシン の華麗なピアノで

 

ラフマニノフはショパンらの伝統に倣い、複数の曲集に分けてという形ではありますが、24の長短調を網羅する前奏曲集を作曲しました。当然、ラフマニノフのピアノ技法の見本市といった様相を呈しており、多彩なピアニズムと濃厚なロシア風味を堪能することができます。中でも有名なのが、「鐘」の通称で呼ばれることもあるOp.3-2で、鐘の音を思わせるような分厚い和音の連続は、彼のトレードマークともいうべきものです。幾つかのナンバーが抜粋で演奏されることが多いこれらの曲集ですが、全曲を通して聴くと、この希代の大コンポーザー=ピアニストの引き出しの多さに改めて驚かされます。
CD帯紹介文

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セルゲイ・ラフマニノフ – Sergey Rachmaninov (1873-1943)

 

(04:21) 5つの幻想的小品集 Op. 3 – 第2曲 前奏曲 嬰ハ短調 「鐘」 1.
5 Morceaux de fantasie, Op. 3: No. 2. Prelude in C-Sharp Minor

 

(33:56) 10の前奏曲 Op. 23
10 Preludes, Op. 23

 

(39:27) 13の前奏曲 Op. 32
13 Preludes, Op. 32

 

エルダー・ネボルシン – Eldar Nebolsin (ピアノ)
録音: 27-29 January 2007, Potton Hall, Suffolk, UK

 

 

ラフマニノフ:ピアノのための前奏曲全集(ネボルシン)

 

多くのピアニストが挑戦する名作を、ウズベキスタン出身の注目奏者が熱演。2005年に「第1回リヒテル国際ピアノ・コンクール」で優勝したという実力派であり、すでに世界各国で演奏活動を行っています。その力強い打鍵はラフマニノフ作品にうってつけだと言えるでしょう。
タワーレコードより

 

ちなみにピアノのための前奏曲嬰ハ短調『鐘』は、

フィギュアスケートの伴奏曲としても使われています。

 



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