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フランツ・ウェルザー=メスト ヴェルサイユ平和コンサート

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こんにちは、
ともやんです。

フランツ・ウェルザー=メスト(1960-)は、オーストリアのリンツ出身の指揮者。
若いと思っていましたが、僕と3歳違いで今年60歳です。

簡単にプロフィールを見てみたい。

1960年オーストリアのリンツ生まれ。

元々ヴァイオリニスト志望でしたが交通事故に遭い、瀕死の重傷を負い、志望を指揮者に転向。1979年のカラヤン・コンクールで最年少のファイナリストとして注目される。

その後、オーストリア国内で指揮活動を続け、1985年、ザルツブルク・モーツァルテウム管を指揮してザルツブルク音楽祭に出演。

同年スウェーデンのノールショピング交響楽団の首席指揮者に就任し91年まで務め、92年からテンシュテットの後任としてロンドンフィルの音楽監督、95年からチューリッヒ歌劇場の音楽監督に就任。

この歌劇場は、地味で小ぶりなオペラハウスだそうですが、気鋭の演出家、実力のある指揮者陣、歌手陣を擁し、ウェルザー=メストも経験を積んだようです。

1998年には、初めてウィーンフィルの定期演奏会を指揮し、2002年からアメリカの実力オケであるクリーヴランド管弦楽団の音楽監督、2010年にはウィーン国立歌劇場音楽監督に就任しましたが、2014年4月には、歌劇場の総監督との意見の違いから突然辞任しています。

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フランツ・ウェルザー=メストのCDを聴いて

フランツ・ウェルザー=メストの名前は以前より知っていましたが、最初に聴いたCDは、ロンドンフィルとのメンデルスゾーンの交響曲でした。

ロンドンフィルとの録音ということで、まだ30代の時の録音と思われますが、特に第4番『イタリア』が名演。

哀愁を感じさせる第3楽章が最高です。

そして同じくロンドンフィルとのモーツァルトの『レクイエム』も聴きましたが、これも盛り上げ方などツボに入っている、聴きごたえ十分でした。

しかし、ロンドンフィルとは長続きしていません。

音楽監督に就任した時も主要メンバーが数名退団しているようです。

またウィーン国立歌劇場もカラヤン依頼のオーストリア人の就任ということで話題になりましたが、やはり衝突して辞任しています。

1998年に出版された『名指揮者120人のコレを聴け!』では、実演を書き手が非常に高く評価して21世紀のカラヤンとまで形容しています。

現在、音楽監督を務めているクリーヴランド管とはブラームス、ブルックナーの交響曲を録音しているので同世代の指揮者として非常に興味があるのでチェックして行きたいと思います。

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フランツ・ウェルザー=メスト&ウィーンフィル ヴェルサイユ平和コンサート

2018年11月11日、ヴェルサイユで行われた、第一次世界大戦終結から100年を記念しでの平和への思いを込めたコンサートのライブ録音です。

【曲目】
1) モーツァルト:歌劇『魔笛』K.620より序曲、
2) ドビュッシー:『夜想曲』より「シレーヌ」、
3) ホルスト:組曲『惑星』Op.32より「火星-戦争をもたらす者」、
4) ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』より「葬送行進曲」、
5) ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲、
6) ヴォーン・ウィリアムズ:カンタータ『ドナ・ノービス・パーチェム』より「Dirge for Two Veterans」、
7) ベートーヴェン:『ミサ・ソレムニス』Op.123より「アニュス・デイ」、
8) アイヴズ:答えのない質問

【演奏】
エルザ・ドライシヒ(ソプラノ)(7)、
エカテリーナ・グバノワ(メッゾ・ソプラノ)(7)、
ダニエル・ベーレ(テノール)(7)、
ライアン・スピード・グリーン(バス)(7)、
フランス放送合唱団(2,6,7)、
ユジャ・ワン(ピアノ)(5)、
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 

【CD】 ヴェルサイユ平和コンサート

 

第一次世界大戦終結から100年。

平和への思いを込めたコンサート。

戦争と平和の様々な光景に光を当てた非常に感動的な音楽作品をこのように集めてまとめたアルバムは全く初めての試みです。

フランツ・ウェルザー=メストの指揮、中でも非凡なピアニストであるユジャ・ワンを始めとするスターを揃えたアーティストが共演するウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が、非常に期待を集めた第一次世界大戦終結の祝賀コンサートにどのように取り組んだか、興味は尽きません。

ヴェルサイユで正式に終結した20世紀最初の破壊的な人類の悲劇から100年、それを見聞きした人々の記憶の中に生き続けるコンサートのために、思いを抱く音楽家たちがこの歴史的な場所に集まりました。
ユニバーサル・ミュージック



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