最初のころ、アーノンクールに対しての イメージは良くありませんでした。   古楽器演奏台頭の立役者で、鮮烈な演奏をする人、 時には奇をてらったことをしたり へんちくりんなことをしたりする人という イメージを持っていました。   また、古楽器演奏を得意とし レパートリーもバッハ中心に、 ハイドン、モーツァルト、ベートヴェンまでの古典派を 得意とするというイメージでした。 &nbs…

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植村攻著『巨匠たちの音、巨匠たちの姿』という本があります。   1954年から58年までの4年間、 銀行員としてロンドン支店に勤務をしていた、 著者の植村攻氏が、忙しい仕事の合間に、   というよりも仕事に優先して、 ザルツブルクやバイロイトの音楽祭に通い、 多くの巨匠たちの演奏に接した体験を生き生きと描いた良書です。   僕は、まだ完全に読み切っていませんが、 この…

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ベルナルト・ハイティンクは、 1929年3月4日、アムステルダム生まれですので、 もうあと1ヵ月ちょっとで90歳になります。   現役では、ブロムシュテット(1927年生まれ)に 次いでの長老指揮者です。   先日、ハイティンクの指揮、ロンドン交響楽団で、 ベートーヴェンの『英雄』を聴いて感銘を受けました。   そこで、この3月20日にハイティンクの90歳記念盤として…

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僕は朝比奈隆さんの実演に何度か接しています。   確か80年代の中頃ですから、 朝比奈さんがカリスマ的存在になられてからで、   演奏が終わった後、ファンの方々が、 スタンディングオベーションで演奏の素晴らしさを讃え、   朝比奈さんが、何度もステージに戻られて ファンの方の祝福の答えていたのが印象的でした。   今回ご紹介するブルックナーの交響曲第2番は、…

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ブルーノ・ワルター(1876-1962)は 20世紀前半を代表する偉大な指揮者です。   なお、日本語表記では、通常ワルターですが、 ドイツ語の発音ならヴァルターになります。   評論家の吉秀秀和さんは、 ラジオではヴァルターと発音していました。   一応、このブログでは、ワルターで統一しています。   1970年からクラシック音楽を聴くようになった 僕にと…

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もう去年ということになりましたが、 一昨日、東京文化会館に行って、 恒例の「ベートーヴェンは凄い! 第16回全交響曲連続演奏会」 を聴いてきました。   指揮者の小林研一郎氏は、 78歳にも関わらず元気な ステージ姿を見せてくれました。   その軽快な足取り、指揮姿は、 年齢を感じさせません。   ドイツの名指揮者カール・シューリヒトも 80歳を超えても盛んに活動をし…

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2017年に名門オーケストラ、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターに就任した、 アンドレス・ネルソンスのブルックナー第2弾です。   ネルソンスは、1978年生まれなので今年で40歳。 経歴から見て、巨匠への道を着実に歩んでいるようです。   僕が、ネルソンスの名前を知ったのは偶然で、 グリモーのピアノ独奏でブラームスの2つの協奏曲を聴いていて、 オーケス…

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マレク・マノフスキは、 1939年生まれ、ポーランド出身の名指揮者です。 名前は、なんとなく聞いたことがある程度の人でしたが、 今回、スイス。ロマンド管弦楽団と録音した ブルックナー交響曲全集から、 第1番と第2番を聴いて、とても感銘を受けました。   この人は凄いです。   ぜひ、ブルックナーを聴いてください!   世代的には、リッカルド・ムーティ(1941年生まれ…

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オーストリア・ザルツブルク出身の ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)、   東京に生まれ、のちに関西中心に活躍した 朝比奈隆(1908-2001)、   今年共に生誕110年を迎えました。   僕の50年近いクラシック音楽人生は、 この二人を置いては語れません。   今年もあと1ヵ月と数日となりましたが、 この20世紀を代表する二人の巨匠につ…

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僕が初めてブルックナーの洗礼を受けたのは 今から45年も前の高校生になるときでした。   カラヤン指揮ベルリンフィルの演奏で 第4番”ロマンティック”のLPを買った時です。   しかし、時は流れ、女の子に間違われることもあった美少年?から、 りっぱなハゲのおっさんになったここ数年で、 ようやく全9曲(正確にいえば、00番、0番も入れて11曲。もっとマニアックな人は版の違いも入れ…

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1973年、僕は北陸富山の高校生1年生でした。   当時僕が愛読していた 「世界の名曲とレコード」志鳥栄八郎著(誠文堂新光社)   ブルックナーの項には、 わずかに第4番”ロマンティック”が 載っていただけでした。   そして志鳥氏が薦めていたレコードは、   ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団   ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフ…

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クラウディオ・アバド(1933-2014)は、 僕が初めて目の前で聴いた世界的指揮者です。   1973年春に僕の住む地方都市富山に アバド率いるウィーンフィルハーモニー管弦楽団がやってきました。   ちょうど高校生になる前で、まだ中学3年の春休みだったと記憶します。   フルオーケストラの演奏を目の前に聴くはもちろん、 しかも世界最高峰のウィーンフィルなのです。 &…

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