僕には、1990年に諏訪内晶子が、史上最年少で、 チャイコフスキー国際コンクールで優勝した記憶が鮮烈で、 いまだに美少女のヴァイオリニストという印象が強いですが、 時の流れは無情なもので、彼女も既に47歳という大人の女性になりました。 僕の悪い癖で、どうも現役の日本の音楽家の演奏を あまり聴かない傾向があります。 でも国際的に高く評価されている人は多く。 …
アラベラ・美歩・シュタインバッハーは、 見た目も麗しい30代の女流ヴァイオリニストです。 そのシュタインバッハーが、 ヴァイオリン協奏曲の定番中の定番、 メンデルスゾーンとチャイコフスキーの協奏曲を これまた御大のデュトワ指揮スイス・ロマンド管弦楽団のサポートで録音しています。 聴かずにいられないでしょう。 情感豊かで堅実な演奏が聴きものです。 僕はチャイ…
トーマス・ファイの演奏が刺激的だということを聞いたことがあり、 いやどこかで読んだのかな、 とくにトーマス・ファイが面白いといこうとで その内聴いてみようと思っていましたが、 僕くらいの年齢(61歳)になると、 そのうちと言っている間に老けてしまうので、 早速CDを購入して聴くことにしました。 ファイというとハイドンが名演と聞いていましたが、 ここは僕の好…
20世紀最大の指揮者の一人であるアルトゥール・トスカニーニが 亡くなったのは1957年(昭和32年)。 満90歳の誕生日まであと2ヶ月という時期で、 亡くなる直前までNBC交響楽団とともに録音したテープの 編集作業をしていたそうです。 今日は、僕が勝手に選んだ、トスカニーニの名演の名盤をご紹介します。 トスカニーニの名演の名盤 フルトヴェングラーとの比較 …
フルトヴェングラーというと、 もっとも印象が強いのは、やはりベートーヴェンです。 また残されている録音の多さからや 重要なコンサートでは、 ベートーヴェンをプログラムのメインに置いていることから、 本人ももっとも得意としていたと思われます。 また録音の多さも、ビジネスとしてみた場合、 フルトヴェングラー=ベートーヴェンが一番その効果が高いので、 実際のコンサートでも多か…
コンヴィチュニーー掘り出し物の名演 フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディ(1809-1847) 交響曲第3番イ短調作品56“スコットランド” ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64 フランツ・コンビチュニー指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦団 イーゴリ・オイストラフ(Vn) 交響曲第3番イ短調作品56“スコットランド” 第1楽章:Andante con moto…
トスカニーニの名盤 フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847) 交響曲第4番イ長調作品90「イタリア」 交響曲第5番ニ短調作品107「宗教改革」 アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1954.2.26-28(イタリア)、1953.12.13(宗教改革) トスカニーニのメンデルスゾーン トスカニーニは、1867年生まれなので、このメンデルスゾーンの「イタリア」を録…
1950年1月、この頃になると、 チェリビダッケとベルリンフィルの 関係はかなり悪化していたようです。 このコンサートの2ヶ月後の西ドイツ国内ツアーは、 ベルリンフィルがチェリビダッケを嫌がり、 フルトヴェングラーも都合がつかなかったので クナッパーツブッシュで落ち着いたという事実からも伺えます。 ちなみに1947/48シーズンは、チェリビダッケは76回、 ベルリンフィ…
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847) 真夏の夜の夢序曲作品21 L.V.ベートーヴェン(1770-1827) バイオリン協奏曲ニ長調作品61 ウィリヘルム・フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ユーディー・メニューイン(バイオリン) 1947年9月28日録音 フルトヴェングラーは政治に疎い人だったようで、1933年に多くのユダヤ系音…
メンデルスゾーン(1809-1847) ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ(ヴァイオリン) ジェラード・シュウォーツ(指揮) ニューヨーク室内交響楽団 1987年録音 ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ(以降ナージャ)は、1961年生まれの 女流ヴァイオリニスト。 今年で56才ですが、このCDが出た1987年当時は、まだ2…
ブルックナー交響曲第6番 師弟対決 ヨッフムとハイティンク
アリス=紗良・オットの名盤 『スキャンダル』と衝撃の告白
スウェーデン管弦楽名曲集2を聴け!
ヘルムート・ミュラー=ブリュール マタイ受難曲 最高の感動
グスタフ・クーンの名盤 シューマン交響曲全集は最高!