ヨハン・セバスティアン・バッハの 名作『マタイ受難曲』。 音楽史上、最高の曲として その偉大さを挙げる人もいる名作中の名作。 僕は、この曲をCDで 聴き通したことがありません。 なんせ全曲3時間以上も掛かる大曲です。 評論家の宇野功芳氏も、 独唱部分を省いて 聴くことを勧めていましたし、 第1曲の合唱曲 『Kommt, ihr Tochter…
ヨハン・セバスティアン・バッハの ゴルトベルク変奏曲が好きな人は多いでのはないでしょうか。 この曲の原題ご存知ですか? ゴルトベルク変奏曲というタイトルはあくまで通称なんですね。 原題は、 『二つの鍵盤を有するクラヴサンのためのト長調アリアによる30曲一連の変奏曲』 です。 長ったらしいですが、タイトルからすると、 二つの鍵盤を有するクラヴサ…
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(1943年生まれ)も 今年で75歳。 僕の大好きな指揮者の一人です。 ※ガーディナーの録音風景 2001年に初めて市民団体の合唱団に入り、 ヘンデルの「メサイア」を歌った時、 ガーディナーのCDを何回聴いたかわからないくらいです。 軽やかな中に凄い深みがある演奏…
現在僕は、合唱団に入って、 マタイ受難曲の練習に毎週日曜日に通っています。 その合唱団は、湘南シティ合唱団で、平成元年に創立され現在結成30年目。 茅ヶ崎を本拠として年一回の定期公演を軸に活動しています。 湘南シティ合唱団では、来年7月14日に茅ヶ崎で マタイ受難曲のコンサートを行います。 合唱団では10数年前に公演していて今回で3回目だそうです。 僕は、…
クラシック音楽において最高の傑作は?という質問は、愚問です。 答えようがありません。 でも、あえて挙げるとしたら、 ヨハン・セバスティアン・バッハ(以後バッハ)の 「マタイ受難曲」と答える人は、多いのではないかと思います。 バッハは、幾多の宗教音楽の名作を遺しました。 その中でも、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、クリスマスオラトリオ、 いくつかのカンタータなどはよく知られて…
僕は、J・S・バッハが好きです。 とっても彼は相当数の楽曲を書いていて、 とてもではありませんが、生きていいる間に全部を 聴くことが出来るかは難しいかもしれません。 ※J・S・バッハの銅像 さて、フーガの技法は、J・S・バッハの最後の曲と言われてて、 モーツァルトの「レクイエム」、ベートーヴェンも後期の弦楽四重奏曲、 未完となったブルックナーの第9交響曲、 そしてマーラ…
僕は、マタイ受難曲をもっと知りたくて、 CDを購入しましたが、全曲の演奏時間が3時間以上掛かる大曲ですから、 一度に聴き通すなんてとてもできない。 だから第一曲「来たれ、汝ら娘たち、来たりてともに嘆かん」だけは、 いろんな演奏でよく聴いています。 評論家、宇野功芳氏は、その著書の中で、 マタイ受難曲を完全に享受するには、 コーラスに入り自ら歌うのが一番と書いています。 …
五嶋みどりは、僕が一番好きなヴァイオリニストです。 以前は、ただ上手いだけのヴァイオリニストだと思っていました。 でも、マリス・ヤンソンス指揮のベルリンフィルとの共演で 録音したメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を聴いてから、考えを改めたました。 こんなヴァイオリンの音を通して、 祈りの気持ちを思い起こさせる人はいないと感じました。 なんだ…
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)のマタイ受難曲は、 クラシック音楽の中でももっとも偉大な曲のひとつだと思います。 また最高傑作として挙げる人も多いようです。 僕は、もう20年以上前に初めて聞いて感動し、 それ以来、生きているうちに歌いたいという欲求が出てきました。 初めて聴いたCDが、クレンペラー指揮フィルハーモニア管と合唱団で、 僕は…
フルトヴェングラーのザ・レガシーは、 フルトヴェングラー生誕125周年を記念して ドイツのメンブラン・レーベルが2011年にリリースしたボックス・セットです。 2016年の再生産にあたり、曲順が一部変更されていますが収録作品は同じです。 膨大な収録音源は、よく知られた演奏が中心になっていますが、 中にはストラヴィンスキーの「3楽章の交響曲」や「妖精のくちづけ」と いった…
グレン・グールドのバッハ ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685-1750) 平均律クラヴィーア曲集(全曲) 第1巻 前奏曲とフーガ第1番~第24番 第2巻 前奏曲とフーガ第1番~第24番 グレン・グールド(ピアノ) 録音:第1巻1962~65、第2巻1967~70 グレン・グールドのバッハは、定評があるようですが、僕はバッハのピアノ曲はグールドしか聴かな…
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750) ゴールドベルク変奏曲 グレン・グールド(ピアノ)1932-1982 1981年録音 惜しまれるのは、グールドが、僅か50歳で亡くなったことです。 長命の多い音楽界では、50歳は夭折といってもいいくらいですね。 1982年にその訃報を受け取った時はもちろん驚きました。 しかし、当時僕は20代前半の大学生。 50才と言う…
ブルックナー交響曲第6番 師弟対決 ヨッフムとハイティンク
アリス=紗良・オットの名盤 『スキャンダル』と衝撃の告白
スウェーデン管弦楽名曲集2を聴け!
ヘルムート・ミュラー=ブリュール マタイ受難曲 最高の感動
グスタフ・クーンの名盤 シューマン交響曲全集は最高!