トスカニーニの ベートーヴェン全集は、 何種類かあるようですが、   有名なのでが、 1939年のツィクルスと 50年代の録音です。   トスカニーニは、 1954年の87才まで 現役でしたが、   39年は、 70才を越していたと言え、 まだまだ老け込む感じはありませんでした。   もっとも50年代の録音も、 これが80代の演奏?と思うほど、 快速テンポで…

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僕がクラシック音楽に興味を持ち、 レコード屋に通うようになったのは、 中学2年生頃からだったと思います。 時代は1970年代初頭   当時のLPレコードが、 2,000円~3,000円したので、 50年近く前の中学生にとっては大金でした。   だからレコード屋に行っても、見るだけで、 買えないことの方が多かったです。   どんな新譜が出たのかなって、 LPレコードを1…

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ブルックナーの交響曲のおすすめCDという企画があると、 カラヤンの演奏を挙げる人は少ないようです。   カラヤンは、ドイツ・グラモフォンに ベルリンフィルと70年代後半に、 第1番から第9番までの録音をしています。   また、70年代初頭には、EMIとイエスキリスト教会で 第4番など録音を行っています。   だからカラヤンにとっては、 同じオーストリア人の作曲家ブルッ…

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1943年と言えば、 第二次大戦の戦況も ドイツに取っても厳しくなってきていました。   この頃より 連合国軍の大規模な ベルリン爆撃作戦が開始され、 連日のように空襲がありました。   フィルハーモニー楽堂が 受けた最初の被害では、 外観はかなり損傷を受けましたが、 内部は無事でした。   修繕をすればどうにか使えたそうです。   このシューリヒトの田園の…

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フルトヴェングラーが、 聴衆の前で 最後に指揮したのは、 1954年9月19日と20日、 ベルリンの芸術週間という 音楽祭ででした。   プログラムが、 ベートーヴェン交響曲第1番と 自作の交響曲第2番。   オーケストラは、 首席指揮者を務めていた ベルリンフィルハーモニー。   そして、 もう一つのオーケストラ、 ウィーンフィルハーモニーとの   最後の…

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ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975)は、 ソヴィエト連邦の作曲家でした。   ソヴィエト連邦はなくなりましたが、 ショスタコーヴィチの創作活動は、 ソヴィエト史と切っても切れない関係があります。   僕が、初めてモスクワに行ったのが1987年のこと。 当時はまだソ連でした。   最後に行ったのが、1994年。   この7年間の内、10数回行き…

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田園のスタジオ録音がされた同じ年、 1952年1月、ついにヴィルヘルム・フルトヴェングラーは、 ベルリン・フィルとの契約書にサインをしました。   正式には、1934年にヒンデミット事件で抗議の辞任をして以来、 18年ぶりの首席指揮者=音楽監督に復帰したのです。   なお、フルトヴェングラーが演奏できなかった 45年から47年の功労者だった チェリビダッケへの配慮で彼のコンサー…

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日本国政府が、経済白書で、 「もはや戦後ではない」と宣言したのは、 1956年(昭和31年)のことで、敗戦から11年目の事でした。   さて、同じ敗戦国であるドイツはどうなのでしょうか? 東西で分断されていたので、 日本に比べずっと複雑であると思います。   だから、1989年のベルリンの壁崩壊と翌年の東西統一を持って、 戦後が終わったとも言えます。 政治的な意味から言えば、そ…

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フルトヴェングラーの   ベートーヴェンの名盤が続きます。   フルトヴェングラーと言えばベートーヴェンですね。     特に1947年ナチスに協力した疑いが晴れて、   戦後初めての演奏が、やはりベートーヴェンでした。   第6番“田園”と第5番でした。     特に第5番は、もう70年前の録音に関わらず、 &nbs…

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どうしてフルトヴェングラーに 魅かれてしまうんだろう。   いつも考えてしまうのです。   どうして?って。   僕が生まれる数年前、63年前の1954年11月30日に 病により帰らぬ人になりました。   68歳。   長寿の多い指揮者の中にあっては、むしろ早すぎる死でした。   一つ年上のオットー・クレンペラーなんて、 フルトヴェングラ…

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