1939年9月1日、ドイツ軍はポーランドに侵攻しました。 第二次世界大戦の始まりです。   これよりヨーロッパは、戦場と化して行きます。 しかし、その中で人々は生活し、また演奏会も続けられていきます。   さて、ドイツ軍がポーランドに侵攻する約4か月半前の4月15日、 カラヤンは、初めてベルリンフィルとレコード録音をしました。   曲目は、チャイコフスキーの悲愴。 ま…

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1944年、第二次世界大戦下、ドイツの戦況は一段と厳しいものになっていました。 しかし、だからかカラヤンが凄い演奏を残しています。 当時、まだ30歳代、半ば、戦況がどうあれ、 これが俺のベートーヴェンだとばかり、 後年では信じられないような迫力ある演奏を残しています。   そしてカラヤンにとって、州立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレベルリン)を 指揮した生涯最後のシーズンになりました。 …

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まさに尋常ならざる演奏です。 昨日に引き続き、カラヤンの歴史的な録音を取り上げます。   1953年9月8日、ヘルベルト・ファン・カラヤンは45歳。   ベルリンフィルの首席指揮者を務めるフルトヴェングラーが健在で、 彼に嫌われているカラヤンは、ベルリンフィルを振らせてはもらえない。   そんなカラヤンにチャンスが巡ってきました。 ベルリン芸術週間のなかのひとつの催し…

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えっ!?こんな凄い録音が残っていたの!と驚き、 そして聴くしかない!と思いさっそく聴きました。   素晴らしい、凄い!NHK交響楽団も頑張った!   しかし、敗戦後10年も経たない日本に単身の乗り込んだカラヤンはもっと凄い。   僕は、音楽家としてのカラヤンはもちろん、 有能なビジネスマンとしてのカラヤンの才能にも舌を巻きました。 60年代以降、日本はカラヤンに取って…

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クラシック音楽のLPを始め買ったのが、 1971年中学2年生かもしかして1年生の冬だったかと思います。   初めて買ったのが、カラヤン指揮フィルハーモニア管との ベートーヴェンの運命とチャイコフスキーの悲愴でした。   そしてその2~3ヶ月後に購入したのが、 フルトヴェングラー&ウィーンフィルとのベートーヴェンの英雄でした。   そしてそれから50年近く経つのにいまだ…

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カラヤンの名演と言うと、 ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー という重厚なドイツもよりも   リヒャルト・シュトラウス、チャイコフスキーという 華麗でベルリンフィルの機能力を 駆使する曲の演奏が良いとされる傾向があります。   これは精神性よりも 絢爛豪華なサウンドを 楽しむための音楽ということで、   なんかクラシック音楽のランクから言うと 少し下に見ている感…

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僕がクラシック音楽に興味を持ち、 レコード屋に通うようになったのは、 中学2年生頃からだったと思います。 時代は1970年代初頭   当時のLPレコードが、 2,000円~3,000円したので、 50年近く前の中学生にとっては大金でした。   だからレコード屋に行っても、見るだけで、 買えないことの方が多かったです。   どんな新譜が出たのかなって、 LPレコードを1…

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ブルックナーの交響曲のおすすめCDという企画があると、 カラヤンの演奏を挙げる人は少ないようです。   カラヤンは、ドイツ・グラモフォンに ベルリンフィルと70年代後半に、 第1番から第9番までの録音をしています。   また、70年代初頭には、EMIとイエスキリスト教会で 第4番など録音を行っています。   だからカラヤンにとっては、 同じオーストリア人の作曲家ブルッ…

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僕が敬愛する音楽評論家宇野功芳氏。 残念ながら2016年に85歳で亡くなりました。   でも、僕がクラシック音楽に 興味を持ち聴き始めてから約50年、   僕は宇野功芳氏の評論を最も信頼して、 氏のすすめる曲や演奏家のLPやCDを 真っ先に聴きながらコレクター人生を歩んできました。   氏の評論やその歯に衣着せぬ論調は、 賛否両論がありますが、 僕は、氏の良い意味での…

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僕が敬愛する音楽評論家宇野功芳氏。   残念ながら2016年に85歳で亡くなりました。   でも、宇野氏の功績のひとつに日本にブルックナーを 広めたというのものがあると思います。   自身もブルックナーとモーツァルトを最も愛されていたようで、 特にブルックナーを得意としていた朝比奈隆氏を高く評価され、 それがブルックナーファンを増やした遠因とも僕は思っています。 &n…

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オーストリア出身のヘルベルト・フォン・カラヤン(1908~1989)と ゲオルグ・ティントナー(1917~1999)。   二人の共通点は、オーストリア生まれのクラシック音楽の指揮者ということ位しか思い浮かびません。   この二人に接点があったかどうかも分かりませんが、 経歴からみてまずなかったと思われるでしょう。   もっと言えば、ティントナーは当然カラヤンの存在は…

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クラシック音楽の楽しみの一つに同曲異演を聴き較べる楽しみがあります。 つまり同じ曲を別の演奏家同士で比べてみるわけです。 作曲家の作った楽譜は、料理のレシピと考えてみても良いと思います。   楽譜には、楽器編成と各楽器ごとの旋律や強弱、そして全体のテンポなど細かく指定されています。それを演奏家は、楽譜通りにしかも作曲家の意図をくみ取り、自分なりの解釈で演奏するわけです。   当…

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