指揮者

カラヤン

カラヤンのチャイコフスキー第5番 大排気量スーパーカーの咆哮の如く

カラヤンのチャイコフスキー第5番 ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893) 交響曲第5番 ホ短調 作品64 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 1971年録音 僕は、チャイコフスキーの交響曲では、こ...
フルトヴェングラー

フルトヴェングラーの“運命”初めての録音から輝かしい未来のはずが

フルトヴェングラーの運命 ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827) 交響曲第5番ハ短調作品67“運命” ウィリヘルム・フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 第1楽章:Allegro con brio...
コンヴィチュニー

コンヴィチュニーの名演 メンデルスゾーン “スコットランド”

こんにちは。 ともやんです。 フランツ・コンヴィチュニー(1901-1962)は、東ドイツの名指揮者で、第二次世界大戦で大きなダメージを受けた、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を立て直した指揮者です。 残念ながら60歳という指揮者とし...
ベートーヴェン

ブルーノ・ワルターのベートーヴェン“運命” 老いてなおほとばしる情熱

ワルターのベートーヴェン交響曲 ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827) 交響曲第5番ハ短調作品67“運命” 交響曲第7番イ長調作品92 ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団 録音1959年 交響曲第5番ハ短調作品...
クナッパーツブッシュ

クナッパーツブッシュの英雄 戦前の呪いと怨念と懺悔の凄演

こんにちは。 ともやんです。 クナパーツブッシュ指揮のベートーヴェンの英雄は、 4種類の録音が残されています。 1943年3月31日-4月1日 ベルリンフィル(当録音) 1951年5月9日ライヴ ブレーメンフィル 1953年12月17日ライ...
チャイコフスキー

フリッチャイの名盤 チャイコフスキー悲愴 慟哭の記録を聴け

こんにちは、 ともやんです。 フェレンツ・フリッチャイの悲愴は、1959年にグラモフォン初の悲愴のステレオ録音として録音されましたが、 いくつかの理由で発売されず、お蔵入りとなり幻の録音と言われていました。 しかし、録音から37年経った19...
シューベルト

ブルーノ・ワルターの名盤 シューベルト交響曲第9番”ザ・グレート”は最高

こんにちは。 ともやんです。 ワルター&コロンビア交響楽団によるステレオ録音の中でも、特に素晴らしい録音です。 ワルターと文通の経験もある評論家故宇野功芳の著書「名指揮者ワルターの名盤駄盤」でも、この録音を高く評価しています。 一部、以下抜...
ベーム

カール・ベーム コレクション 1951-1963年録音集

こんにちは、 ともやんです。 カール・ベームの神髄を知る好企画のCD15枚組をご案内します。 カール・ベームが、メディアでもてはやされていた70年代は、ベームの全盛も過ぎた頃だと思います。 例えば、70年のウィーンフィルとのベートーヴェンの...
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー&ウィーンフィル ベートーヴェン”英雄” ’44年12月

こんにちは。 ともやんです。 1971年(昭和46年)5月、中学2年生の僕は、富山のレコード屋で、1枚のLPレコードを買いました。 30センチLPレコードは、2,000円。 当時の中学生の小遣いとしては高額です。 僕は、その何か月か前に生ま...
トスカニーニ

トスカニーニの最高傑作 レスピーギ“ローマ三部”

こんにちは、 ともやんです。 20世紀最大の指揮者というとトスカニーニとフルトヴェングラーの二人を挙げることは、21世紀の今も異議を唱える人は少ないでしょう。 よく、トスカニーニとフルトヴェングラーはその演奏スタイルを対極的に評してされてい...
シューベルト

フルトヴェングラーの名盤 シューベルトの未完成が凄い!

こんにちは、 ともやんです。 フルトヴェングラーは、第二次大戦後、ナチに協力した疑いで、それが晴れるまで演奏活動を禁止されていました。 紆余曲折の末、なんとか2年後の47年5月に復帰コンサートを開催して、ベルリンに戻ってきました。 ドイツ敗...
カラヤン

カラヤン フィルハーモニア管との最初のベートーヴェン交響曲全集

カラヤンの記念碑 最初のベートーヴェン交響曲全集 ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)の名前は、クラシック音楽に日ごろ接していない人も、その名前だけは聞いたことがあるでしょう。 時の流れは早く、亡くなってもう30年近く経つんで...