こんにちは、
ともやんです。
バイオリニスト巌本真理さんの伝記『巌本真理 生きる意味』山口玲子著を読みました。
巌本真理さん(1925-1979)は東京出身のバイオリニスト。
父親が日本人で母親がアメリカ人だったこともあり、いじめを受け、小学校も4年間しか通わず、その分バイオリンの練習に励み若くして注目される音楽家となりました。
当初はソリスト中心の活動でしたが、30代からは室内楽の素晴らしさに目覚めて巌本真理弦楽四重奏団を結成して活動を続けました。
しかしその活動も志半ばで、病に倒れ1979年5月11日の定期演奏会予定日に永眠されました。
巌本真理 生きる意味
『巌本真理 生きる意味』
この本を読んで僕は、涙が止まらなくなりました。
乳がんに罹り、両方を切除しなければならなくなった真理さん。
でもそんな追い込まれた中でもバイオリンが弾けることに一縷の希望を見出し、最後までステージに立つことを目標にしていました。
1979年5月11日昼ころ、TVニュースなどで真理さんの訃報が流れました。
この日は、巌本真理弦楽四重奏団の第95回定期公演が予定されていました。
その日が、彼女の通夜になったのです。
巌本真理弦楽四重奏団を聴きたい
この本を読んで、僕は巌本真理弦楽四重奏団の演奏を聴きたいと強く思いました。
しかし、残念ながら現在現役のCDは、あまりにも少ない。
僕が愛用のNML(ナクソス・ミュージック・ライブラリー)では全くライブラリされおらず、Amazon MusicやSpotifyなどの配信では多少聴くことが出来ます。
Amazon Music Unlimitedでは、次の演奏が聴くことができます。
モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番、弦楽四重奏曲第19番「不協和音」巌本真理弦楽四重奏団
巌本真理弦楽四重奏団のCDを注文
しかし十分ではなく、例えばバルトークの弦楽四重奏全集などは、現在入手できません。
タワーレコードやHMVなどの大手オンラインショップでも限定的で、Amazonの中古も含めてなんとか3件のCDを注文しました。
それら3件のCDは数日後に届きます。
改めて感想を記したいと思います。
ライヴ録音集:所沢1974
巌本真理弦楽四重奏団の遺産 – ライヴ録音集: 所沢1974
ライヴ録音集:東京1969&76
巌本真理弦楽四重奏団の遺産 – ライヴ録音集: 東京1969&76
巌本真理(1926~1979)が亡くなって30年を記念、新発見の1969、74、76年の未発売ライヴ録音集が登場!
好評の「鈴木クワルテットの遺産」(QHJ-1003)に続いて、本格的な常設の四重奏団としての先駆的な活動を繰り広げ、日本の音楽界に偉大な足跡を残した巌本真理弦楽四重奏団の未発表ライヴのCD化。
3タイトル一挙発売。
巌本真理没後30年の年にあたる2009年、タイムリーなことに彼らの演奏したライヴ録音、しかも未発売の新たな音源の存在が確認され、このメモリアルな年に発売できることになりました。
レコードのための演奏では味わえない、ライヴ独特のほとばしる感性に溢れた、生き生きとした伸びやかな演奏が満喫できるのも嬉しい限りです。(CDブックレットより)
【巌本真理弦楽四重奏団】
巌本真理(第1ヴァイオリン)
友田啓明(第2ヴァイオリン)
菅沼準二(ヴィオラ)
黒沼俊夫(チェロ)
まとめ
僕がクラシック音楽が好きになり聴き始めたのが中学に入学する前後の1969年から70年ころ。
当時はよくFM放送でエアチェックをしていました。
まだ現在よりクラシックの放送も多かったように思います。
吉田秀和さんの解説でよく聴いていたものです。
だから実際に耳にしたかどうかはわかりませんが、巌本真理弦楽四重奏団の名称は聴いたことがありました。
ただ、僕が60歳を過ぎてヴァイオリンを始めなければ、それで終わっていたでしょう。
しかし、日本のヴァイオリニストの草分け的存在、諏訪根自子さんと、6歳年下の巌本真理さんの伝記を読んでからはこのお二人へのオマージュが強くなり、その音源を追い求めるようになりました。
これからこのお二人のことはこのブログでどんどん取り上げていきたいと思います。




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